発達障害について学ぶ
今年も発達障害者支援センターあおいそらの高橋実花先生に来ていただき、定例の学習会を行っている。
今回は、その2回目。テーマは、「コミュニケーションの特性について」。あらためて自閉症スペクトラムの人たちのコミュケーションについて学んだ。


自閉症スペクトラムの子どもたちは、「表出」「理解」「ボディランゲージ」それぞれに苦手があり、同時に「コミュニケーションの意欲」に関しても苦手がある。
ここからのお話が良い。見方を変えると、「理解できない言葉の渦の中でけなげに頑張っている」のだし、「覚えた言葉やコミュニケーションの方法は『正確に』使いたい、というまじめさ・几帳面さのあらわれ」であり、「消えてしまわない指標があったら、わかりやすい」のだ。そういう風にとらえていくと、援助の方向が見えてくる。
◯◯ができないから困るではなく、特性をこちら側がどうとらえ、どう工夫するかという問題なのだ。だから、実花先生のお話しは、いつも温かい。
後半は、診療や保育の中で経験している実際の事例をもとに、どんな風に援助していくのかアドバイスをもらう。子どもたちの話をするとき、しかめ面ではなく、いつも笑顔でお話してくださる。まるでそこにいる子がいとおしいかのように。
事例検討の後は、私たちも温かい気持ちになり、子どもたちに笑顔で接することができるように思う。
今回は、その2回目。テーマは、「コミュニケーションの特性について」。あらためて自閉症スペクトラムの人たちのコミュケーションについて学んだ。


自閉症スペクトラムの子どもたちは、「表出」「理解」「ボディランゲージ」それぞれに苦手があり、同時に「コミュニケーションの意欲」に関しても苦手がある。
ここからのお話が良い。見方を変えると、「理解できない言葉の渦の中でけなげに頑張っている」のだし、「覚えた言葉やコミュニケーションの方法は『正確に』使いたい、というまじめさ・几帳面さのあらわれ」であり、「消えてしまわない指標があったら、わかりやすい」のだ。そういう風にとらえていくと、援助の方向が見えてくる。
◯◯ができないから困るではなく、特性をこちら側がどうとらえ、どう工夫するかという問題なのだ。だから、実花先生のお話しは、いつも温かい。
後半は、診療や保育の中で経験している実際の事例をもとに、どんな風に援助していくのかアドバイスをもらう。子どもたちの話をするとき、しかめ面ではなく、いつも笑顔でお話してくださる。まるでそこにいる子がいとおしいかのように。
事例検討の後は、私たちも温かい気持ちになり、子どもたちに笑顔で接することができるように思う。
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