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障がいのある子どもの保護者と関わる

25日、高橋実花先生を招いての発達障害を学ぶ院内研修会、その9回目、今年度最終の会を行った。

研修

まずは、クリニックでかかわった事例を出して、皆で一緒に考える。この事例検討を通して、うちのクリニックスタッフの力がめきめきとアップしたのを感じた事例検討会となった。看護師、保育士、事務の職種の枠を越えて、みんなで協力して対応していることがよくわかる。

みんなの感想にもあったが、こうして事例検討をすることで、スタッフみんなが共通の認識に立ち、情報を共有できることがとても重要だと思う。

後半は、「障がいのある子どもの保護者と関わる」と題して、前回にお話しいただいものの続きを話していただいた。「保護者の話を聴き、理解しようと努力する」「支援者としての実力をあげる」「連携する」ことが大切。「保護者自身の人生は保護者自身は自分で決める、私たちはそのための情報を伝える役割である」など、当たり前のことのようで、忘れてはいけないことをあらためて整理していただいた。最後に、支援者自身のメンテナンスが大切というお話もあった。「できない自分を責めない」「仕事は一人で抱えない」「プライベートの時間を充実させ休息はしっかり取る」、心していこうと思う。

一年間を通して発達障がいに関して学んできた。初めての取り組みであったが予想以上に大きな成果があったと思う。来年度も、ぜひ、この学習会を続けていきたいと思う。
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Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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