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生活習慣と成人病

昨日、渡島医師会の総会があった。医師会として取り組んだ様々な行事、会計収支の決算と次年度の予算、次年度の活動予定などが報告された。1年間で実に様々な取り組みをしている。大きな組織だから当然と言えば当然。これからは医師会活動も身近なものになっていくだろう。

総会の後は学習会。「日本人の生活習慣と腎臓病の変遷」。主に内科領域の話ではあるが、小児期からの生活習慣が成人病の発症に大きな影響があるので、聞き逃せない話だ。

最近、内科領域では、血圧の厳格なコントロール(140/90以下)が強調されるようになっている。かつて、私が研修医のころは、加齢とともに血圧が上昇するのはある程度仕方がないことで、血圧を正常まで下げるのはあまりうるさく言われなかった。しかし、今は日本人のからだに変化が起きているという。腎臓に入ってくる血管での圧力の調節がうまくできなくなっているために、全身の血圧の変化がダイレクトに腎臓に加わり、それが腎臓の機能を悪くさせ、腎臓の機能の悪化は心筋梗塞や脳卒中などの心血管系疾患を増加させる。だから、血圧の管理をしっかりとしなければいけないという理屈だ。

腎臓に入ってくる血管での圧力の調節を悪くさせているのは、高脂肪、高タンパクの食事と運動の減少という今の日本人の生活習慣だという。これは大きな問題だ。前から成人病の予防、今でいえばメタボリックシンドロームの予防と管理は、小児科の問題だと考えていたが、さらに知識を深めて、今後小児科での取り組みを強めていかなければと思った。

そのあとは、恒例の懇親会、少しずつ気楽に話せる医師仲間が増えてきた。それぞれいろいろな趣味があるようで、話を聴いていると面白い。高脂肪、高たんぱくの食事だなと思いながら、おいしくいただきつつおしゃべりを楽しんだ。
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Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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