子育てネットワーク研修会
1月28日函館市子育てネットワーク研修会で講演した。
昨年8月26日にも呼ばれた
が、同じ年度内に再度依頼されるのはめずらしい。
前回のお話がよかったということで、ありがたいお話だ。
前回は、「子どもの現状」というテーマで総論的なお話であった。
今回は、より具体的な内容でとの要請で、
「子育て支援に必要なことー勇気づけの子育て」と言うテーマにした。
中身はアドラー心理学に基づく子育てだ。
函館で、子育て支援にかかわる様々な団体のネットワークが主催。
みなさん、学ぼうという意識が高くて、熱気にあふれた研修会になった。

記者さんが上手にまとめてくれたが、
「前向きに生きる力」をキーワードに話を展開した。
人はどんなときに健康か?
そもそも人間とは社会的な動物だ。
~「所属」への基本的な欲求を持っている
「所属」とは、
自分は、共同体の一員であると感じることであり、
共同体は、私の役に立ってくれると感じることであり、
私は、共同体の役に立てると感じることである。
子育ての目標は、
共同体に所属できるようになること、
そして共同体に貢献できるようになること。
~単に受け身ではなくて、能動的にかかわること。
そのためには、
「私には能力がある」~私には他者に貢献する力がある
「人々は仲間だ」~私が建設的に働いたときに人々は私を受け入れてくれる
という二つの信念を育てる必要がある。
これがすなわち「勇気づけの子育て」である。
具体的には、話を聴くことから始める。
せかさずにゆっくり話を聴くことから、
子どもは大切にされていると感じ、
親(他者)は仲間だと感じることができる。
さまざまな子どもの行動も、
不適切な面ばかりを見て指摘するのではなく、
適切な面を見て、それを評価していくことにより、
子どもは前向きに生きる力を育てていける。
概略このようなお話であった。
途中、参加者に二人ペアになって親役と子役になってもらい、
「どのように話を聴くのか」という簡単な実習をしてもらった。
本当に簡単な工夫で子どもを勇気づけることができる
ということを実感してもらえたのではないかと思う。
このワークのだいご味は、
子ども役をやって親のやり方を実体験してもらうところにある。
一生懸命親をやっていると、つい子どもだった時のことを忘れて、
性急にあれもこれもと要求してしまう。
良かれと思うことが、子どもの気持ちから離れてしまっていることに気がつかないでいる。
一度子どもの気持ちに帰って昔のことを思い出してもらうのが、とても効果的だ。
昨年8月26日にも呼ばれた
が、同じ年度内に再度依頼されるのはめずらしい。
前回のお話がよかったということで、ありがたいお話だ。
前回は、「子どもの現状」というテーマで総論的なお話であった。
今回は、より具体的な内容でとの要請で、
「子育て支援に必要なことー勇気づけの子育て」と言うテーマにした。
中身はアドラー心理学に基づく子育てだ。
函館で、子育て支援にかかわる様々な団体のネットワークが主催。
みなさん、学ぼうという意識が高くて、熱気にあふれた研修会になった。

記者さんが上手にまとめてくれたが、
「前向きに生きる力」をキーワードに話を展開した。
人はどんなときに健康か?
そもそも人間とは社会的な動物だ。
~「所属」への基本的な欲求を持っている
「所属」とは、
自分は、共同体の一員であると感じることであり、
共同体は、私の役に立ってくれると感じることであり、
私は、共同体の役に立てると感じることである。
子育ての目標は、
共同体に所属できるようになること、
そして共同体に貢献できるようになること。
~単に受け身ではなくて、能動的にかかわること。
そのためには、
「私には能力がある」~私には他者に貢献する力がある
「人々は仲間だ」~私が建設的に働いたときに人々は私を受け入れてくれる
という二つの信念を育てる必要がある。
これがすなわち「勇気づけの子育て」である。
具体的には、話を聴くことから始める。
せかさずにゆっくり話を聴くことから、
子どもは大切にされていると感じ、
親(他者)は仲間だと感じることができる。
さまざまな子どもの行動も、
不適切な面ばかりを見て指摘するのではなく、
適切な面を見て、それを評価していくことにより、
子どもは前向きに生きる力を育てていける。
概略このようなお話であった。
途中、参加者に二人ペアになって親役と子役になってもらい、
「どのように話を聴くのか」という簡単な実習をしてもらった。
本当に簡単な工夫で子どもを勇気づけることができる
ということを実感してもらえたのではないかと思う。
このワークのだいご味は、
子ども役をやって親のやり方を実体験してもらうところにある。
一生懸命親をやっていると、つい子どもだった時のことを忘れて、
性急にあれもこれもと要求してしまう。
良かれと思うことが、子どもの気持ちから離れてしまっていることに気がつかないでいる。
一度子どもの気持ちに帰って昔のことを思い出してもらうのが、とても効果的だ。
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