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援助とは何か2

院内研修会その4回目、前回(ブログ)の続きで「援助とは何か」について

えんじょ3

援助の方向性が「勇気づけ」であることからお話しする。アドラー心理学の立場から言えば、人が抱える問題の根源は「所属の危機」。だから、その人が所属を満足する方向に働きかけることが大切。具体的には、「自分には能力がある」「人々は仲間だ」と思えること。それが困難を乗り越える力となる。

実際にどんな言葉がけをしていくのかは、事例ごとに様々。たとえば、架空の例だが、「うちの子のことなんですけど、友達と遊んでいておもちゃを取られるとすぐ泣いちゃうんです。どうしてこんな弱虫になっちゃったのかって情けなくて・・・」なんて言う相談があったら、どんなふうに働きかけるのか。参加者みんなで考えてみる。

問題を抱える不健康な語りと解決に向かう健康な語りがある。「悪いあの人かわいそうな私」に陥っている時が不健康で、「私にできることは何か」と考えられるようになると健康でいられる。「情けない子どものために私が駄目な親だって見られないか?」というところから抜け出して、「この世の中でこの子の力を生かすために私にできることはなんだろうか」と考えられるように援助することだ。


えんじょ1
今回は、事前に日ごろの業務の中で気になったことや印象に残ったことを書いてきてもらった。その中の一つを使って事例検討会を行った。

みんな積極的に参加し、いっぱい発言してくれた。事例に即して援助のあり方を考える、それをこれからの定例にしていきたい。今日の学びが今後に活かされるのを楽しみにしている。
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Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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