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子育て講座のびのび

子育て講座のびのび第9弾「子どもの行動で困っている方へ」があった。講師は、発達障害者支援センターあおいそらの高橋実花氏。

のびのび

今日のお話のテーマは「幸せについて考えてみる」。実花先生が発達障害の子どもと保護者の相談を受ける中で、感じていることをざっくばらんにお話してくれた。

まずは、イギリスとアメリカで研修した時に感じた日本との考え方の違いについて。たとえば、向こうでは「特別支援教育」は権利だと考えられてる。「みんなと同じことを同じように」ではなくて「その子にあった英才教育を個別に受ける」ことなので、「特別支援教育」が肯定的に受け止められている。

もともと移民の国なので、自分と違う人、違う文化を受け入れる土壌がある。お互いの文化を認めお互いの誓いを尊重する。一方で主張しなければ分かり合えない。だから、「特別支援教育」も自分たちの権利として主張する。

日本は、反対に、まわりを見回してなるべくみんなと同じでありたいと願う文化なので、なかなか「特別支援教育」が肯定的に受け止められない。すぐに真似をするのは難しいが、日本人らしい主張の在り方がってもいいと思うということであった。

そして、「幸せであること」について。日本人でも、イギリス人でも、アメリカ人でも、たとえ文化が違っても、障害があっても、障害がなくても、「幸せ」には共通項がある。
 自分で自分の人生を決める自由がある
 衣食住に困るような貧困がない
 睡眠がとれること、ある程度の健康が保たれること
 愛する人、大切な人が存在すること
  その人たちとコミュニケーションが取れること
  その人たちがとんでもなく不幸ではないこと
  たとえささやかでも、その人たちのために、
   自分自身が役に立っているという自負があること
 将来の生活に対しる見通しがある程度たっていること
 人生を悪くないと思えること

実花先生が挙げた条件は以上だ。特に、4番目の「愛する人、大切な人が存在して、その人といいコミュニケーションが取れていて、その人たちに役に立っているという自負がある」というのは、とてもとても深く納得する。

ご本人は、何の根拠もない私見だからと謙遜していたが、とても考えさせられる内容であった。
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すごく勉強になります。

障害があっても、障害がなくても、「幸せ」には共通項目がある。

私もそう考えます。
ニードの理解にとても重要な考え方だと実感しています。

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Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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