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じじの目

上ノ国で一緒に遊んだ子どものことを考える。

彼は、学習会の間部屋の中で遊んでいたのだが、途中で飽きてしまって、外に探検に行こうとしたり、おもちゃを投げたり、お菓子をちらかしたり、なかなか親泣かせな行動をとっていた。

でも、外に出たら、まるで水を得た魚のように生き生きと遊び出す。とてもいい笑顔を見せて、果敢に遊具にチャレンジする。3歳とは思えない身のこなし方で、ジャングルジムや鉄棒でフルに遊ぶ。ごねることもなく、泣き言も言わず、集中して遊ぶ。要するにこの子はアウトドア派なのだ。

かみのくに1

室内外のこの極端な差が面白い。環境を整えさえすれば、これほどまでに建設的な行動をたくさん見せてくれる。しかし、親にしてみれば、室内でのきかん坊さに目が向くであろう。こうやって、外で生き生きとする姿に目を細めることができるのは、私がすっかりじじの目になっているからであろうか。

ちょっと離れてみると、子どものステキなところが一杯見えてくる。じじ、ばばの目というのが今とても必要とされているのかもしれない。
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Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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