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東日本地方会

日本アドラー心理学会の東日本地方会があった。東日本のアドレリアン(アドラー心理学学習者)が年に1回集まる会だ。

内容もさることながら、普段会えないアドレリアン仲間のみんなに会いに行くのも大きな目的だ。アドレリアンは、アドラー心理学という共通言語で話せるので、つきあっていて肩がこらない、とてもいい仲間たちなのだ。

プログラムは、午前、午後の二部構成で行われた。午前は、「東日本地区の自助グループ、今とこれから」と題し、各地の自助グループ(アドラー心理学の学習グループ)の現状をアンケートの集計に基づいて紹介する。単なる紹介だけではなく、これからのあり方に関して貴重な提案があったらしい。午前中は親孝行をしたので、残念ながら聞きそびれた。

午後は、「アドラー心理学を伝える工夫~プチパ体験」。アドラー心理学には、「パセージ」という育児を学ぶプログラムがある。子育てに悩む親にお勧めの内容で、多くの場合このセミナーがアドラー心理学の入り口になる。しかし、週1回2時間半を8回、2ヶ月にわたって行うし、それなりに参加費もかかる。なかなか受講に踏み出せない人もいる。そこで、「パセージ」のエッセンスを2時間くらいの短いワークにした「プチパセージ」(プチパ)というのがあって、内容は各地で工夫している。今回は、横浜のグループが行っている「プチパ」をみんなで参加者として体験してみよう、という趣旨だ。参加者として体験することで、プチパのいいところがわかるし、工夫のしどころが見えてくる。

帰りの飛行機までの時間がなかったので、最後のシェアリング(感想の出し合い)に参加できずに帰ってきた。なんとなく中途半端な参加であったが、それでも得るところがあった。やはりアドラー心理学はいいなと思えたことと、各地でいろいろ努力して工夫している姿に勇気づけられ、自分たちもがんばってやっていこうと思えたことだ。

やっぱりアドラー心理学はやさしい。プチパの中で、最近あったちょっと困ったエピソードを出し合う。ほんのちょっとした時間なのだが、エピソードを語って、質問してもらって、意見をもらううちに、もやもやが晴れてくる。魔法のようだが、魔法でもなんでもない、アドラー心理学の理論に基づいて考えると、もつれた糸がちゃんとほどけるのだ。困ったときにはやっぱりまずアドレリアンだね。
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Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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