のびのび最終回
今日は、第10回目ののびのび講座であった。
テーマは、「心豊かな育ちのために」。今年最後ののびのび講座なので、まとめの意味で、今の私に一関心のある「意欲を育てる」ことをテーマにお話しした。
心豊かな育ちを考えるなら、やっぱりアドラー心理学。人間は社会的生物であるというところからお話を始める。人間の社会は、「分かち合い」を特徴にする。分かち合いは、収穫物を分かち合うだけではなくて、仕事も分かち合う。私ができることを誰かのためにし、私のできないことを誰かに頼む。人間は一人では生きてこなかった。この厳しい大自然の中で、集団を作り、収穫物を分かち合い、仕事を分かち合い、協力共同して生きてきた。集団に所属するのは、人間の基本的な欲求になっている。
だから、人はどこかに所属できていると感じられると、とても元気になる。この場合の「所属」は、一つには「他者とつながっているという感覚」だし、もう一つには「誰かの役に立つことができているという感覚」だ。その両方があるときに前向きに生きていく力が出てくる。つまり人間の「意欲の源泉」は『所属』にあるといえる。
アドラー心理学の子育てでは、子どもが「他者とつながっているという感覚」と「誰かの役に立つことができているという感覚」をのばすことを目標にする。つまり所属できるように働きかけること、それが「勇気づけの子育て」だ。子どもを勇気づけた結果、自分の快不快ではなく、共同体に対して貢献する方向に行動するようになるというのが目標だ。
そのための工夫は、一言で言えば、「ともに遊ぶこと、ともに働くこと、ともに話し合うこと」であり、パセージに出てくるような様々な工夫をすることだ。
概略以上のような話をした。今回は宣伝が少なかったせいか、参加者はごく少なかった。そのおかげで、一通りお話した後、たっぷりと質疑応答というか、懇談というか、個別の相談というか、とても濃密な時間を過ごすことができたのではないだろうか。とてもお得な講座であったと思う。
テーマは、「心豊かな育ちのために」。今年最後ののびのび講座なので、まとめの意味で、今の私に一関心のある「意欲を育てる」ことをテーマにお話しした。
心豊かな育ちを考えるなら、やっぱりアドラー心理学。人間は社会的生物であるというところからお話を始める。人間の社会は、「分かち合い」を特徴にする。分かち合いは、収穫物を分かち合うだけではなくて、仕事も分かち合う。私ができることを誰かのためにし、私のできないことを誰かに頼む。人間は一人では生きてこなかった。この厳しい大自然の中で、集団を作り、収穫物を分かち合い、仕事を分かち合い、協力共同して生きてきた。集団に所属するのは、人間の基本的な欲求になっている。
だから、人はどこかに所属できていると感じられると、とても元気になる。この場合の「所属」は、一つには「他者とつながっているという感覚」だし、もう一つには「誰かの役に立つことができているという感覚」だ。その両方があるときに前向きに生きていく力が出てくる。つまり人間の「意欲の源泉」は『所属』にあるといえる。
アドラー心理学の子育てでは、子どもが「他者とつながっているという感覚」と「誰かの役に立つことができているという感覚」をのばすことを目標にする。つまり所属できるように働きかけること、それが「勇気づけの子育て」だ。子どもを勇気づけた結果、自分の快不快ではなく、共同体に対して貢献する方向に行動するようになるというのが目標だ。
そのための工夫は、一言で言えば、「ともに遊ぶこと、ともに働くこと、ともに話し合うこと」であり、パセージに出てくるような様々な工夫をすることだ。
概略以上のような話をした。今回は宣伝が少なかったせいか、参加者はごく少なかった。そのおかげで、一通りお話した後、たっぷりと質疑応答というか、懇談というか、個別の相談というか、とても濃密な時間を過ごすことができたのではないだろうか。とてもお得な講座であったと思う。
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