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地域連携を考える

今年も、高橋実花先生をお呼びしての研修会を企画している。はるこどもクリニックと児童発達支援事業所「小さなはるの風」の合同研修会だ。今回はその第1回、テーマは「学校、保健師、幼稚園、保育園に関わる地域作り・地域連携について」

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この研修会も回を重ねて、スタッフの基本的な構えができ、日々の対応で大きく困ることはあまりなくなってきた。それとともに、みんなの意識が外に向くようになり、地域との連携が課題になってきている。おりよく、七飯町でも五歳児健診の検討が進み、さらに、地域作り・地域連携を考えるよい機会となっている。

はじめに、地域連携に関して大切なことをお話してもらう。
前提として、”連携”も人との関わり、人との関わりの基本は、子どもも、おかあさんも、他の支援者も同じ。まず、相手を理解すること、しっかり話を聞く。そして、相手に対する敬意を持って接する。こちらから見ると足りないように見えても、それぞれ懸命に努力している。こちらの都合で物を考えない、業界が違うと使う言葉や常識を違う。だから、相手の受け入れやすい形で説明や提案をする。できていることはしっかり評価をフィードバックする。などなど

ずっと現場で地域連携を考え、実践されてきた経験に基づいたお話であった。どれもこれも、あらためて見直しておきたい大切なポイントだと思う。

後半は、ケースに基づいて具体的に考える時間をもった。連携先との関係の持ち方の課題もあるが、それ以上に保護者の方に力をつけてもらうことが大切であるという話になった。療育プログラムの意義は、子どもの成長を促すことでもあるが、同時に保護者の方に自信をつけてもらう機会でもある。我が子への理解を深め、支援を受けることに対して肯定的になり、子どもの環境が変わったときに保護者の方が我が子のことをきちんと説明できることや、必要なときに必要な支援を受けられるように要請できることが何より大切になる。

自分たちの役割があらためてはっきり見えたという点で、クリニックにとっても、小さなはるの風にとっても、とても有意義な研修会となった。
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はる

Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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