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障害を持つ子どもを勇気づけて育てる

嘱託医をしている通園施設の定例の小講演。
今年度2回目となるが、今回のテーマは「障害を持つ子ども勇気づけて育てる」

小講演 レジメ

今回保護者の方から寄せられていた質問は、
 ・テレビやDVDを見せる時の注意点や効果的な注意の仕方について
 ・障害をもつ子どもへの接し方声掛けについて
 ・やってはいけないことをした時の伝えかた
 ・小学生、中学生と今後成長していく過程で注意することや取り組んだほうが良いことについて
 ・障害を持った子どもは大人になったらどんなふうに社会と関わっているのか(就職、親がいなくなってからなど)

確かに、障害を持つ子どもを育てるのには、少し工夫がいる。それでも、基本的な方法は、定型的な子どもの子育てと共通している。まず、根底にあるのは、「子育ての目標」。子どもを育てていって、一人前の大人にすることが子育ての目標。それは、社会に出て困らないように上手にしつけること。私たちは、アドラー心理学の育児法から援用して、「1.自立すること、2.社会と調和すること
」を目標にしている。そのために、子どもの内側に、「1.私は能力がある、2.人々は仲間だ」という信念を育てようとしている。  それがすなわち、「勇気づけの子育て」だ。

ただし、子どもたちには特性がある。例えば、「切り替えが苦手」、「自然に決まっているルールが苦手」、「特定のモノや事柄にこだわる」、「感覚に偏りがある」などなど、そこにひと工夫が必要だ。

思春期から、青年期、成人を見通して必要なこととしては、「良い意味での大人扱いをする」「共同生活者としてつきあう」「趣味を持つことを勧める」ということをお話しした。思春期といわれても、幼児を持ったお母さん方には、なかなかぴんと来ない。幸い、この通園施設は歴史があり、保護者会に先輩たちも参加してくれる。そんな先輩たちの体験談がとても貴重なのだと思う。







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Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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