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ミニ講演とワーク

7月8日、エピソード分析ワーク終了後、こじんまりとした場所で、こじんまりと「子ども勇気づけて育てる」のミニ講演とワークが行われた。地域にアドラー育児を伝えるための小さな試みだ。

ミニ講演

参加者8名。はじめに、勇気づけの子育てとはどのようなものか?を伝えるミニ講演。二人の掛け合いで、寸劇を交えてお話した。場面は、7歳男の子が朝学校行くときの話。小雨が降っていたので、母が合羽を着ていくように促すが、子どもが口答えをしてきたという場面。

この場合の勇気づけの3つのポイント
1)子どもとケンカしない
2)子どもを尊敬する
3)子どもと冷静に話し合う

そして、アドラー育児の行動面の目標
1)自立する
2)社会と調和して暮らせる

心理面の目標
1)「私には能力がある」と思える
2)「人々は私の仲間だ」と思える

を確認する。

そして、ワークは二つのグループに分かれて行った。ちょっと困った出来事を出してもらい、「ブレイクスルークエッションズ」を応用して、代替案を考えるというもの。参加者は、サブリーダーを除いて、全員アドラーに初めて触れる方々。どちらのグループも、話が盛り上がり、ミニ講演の内容を受けて考えた代替案に、「できそう」「使える」「すごい」と実感していただけた様子。エピソードを拾い出して、紙に書きだして考えていくという作業がとても新鮮だったらしい。そして、アドラー心理学に断然興味を持ってもらうことができたようだ。

今回担当したのは、青森と七飯の二人の若手のパセージリーダー。とてもよく呼吸が合っていて、親しみやすくやわらかい雰囲気をかもし出していた。この日のために、二人で綿密な準備をしてきたらしい。

実は、この7月22日から、ツインリーダーでパセージ<七飯パセージ>(アドラー心理学に基づく子育てセミナー)も開催される。とても素敵なセミナーになる予感がする。これから彼らのような若いリーダーが活躍していくのだろう、頼もしい限りだ。
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Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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