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友、遠方より来る

滋賀から友人の一家が遊びに来た。いつもお仕事に呼んでいるので、当人はちょくちょく函館・七飯に来ている。私たちが滋賀に行くと、家族みんなで歓待してくれるので、当人だけではなく家族みんなを一度うちに呼びたいなと思っていた。長年の願いがかなって今年のゴールデンウイークに実現した。当人と夫さんと娘夫婦、そしてその幼い娘たち(孫:2歳と0歳)。

友人家族

その孫娘たちがとにかくかわいい。かわいいだけではなく、明るく素直なのだ。どうも、娘夫婦の育て方に秘密があるらしい。

たとえば、レストランで。下の子が先に飽きたのでおじいちゃんが外に連れ出した。しばらくして、上の子も父親に「お外行こう!」「ちょっと待ってな、今これ食べてからにしよう」「・・・」間があって「行こう!行こう!」(かなり強く)「う~ん、もっとかわいく言ってみて~」「ねえ、一緒にお外行こう~」とかわいく。「よし、じゃこれ食べてから行こうか~」「うん」と一生懸命食べ始める。

たとえば、温泉から出てきたとき。上の子が車の陰から向こう側に走り出そうとした。お母さんが「○○ちゃん、ストップ!」と大声で。上の子はびくっとして止まる。「車が来るかもしれないから手をつないでな」とやさしく言うと、素直に「うん」とこちらにやってきて手をつなぐ。

たとえば、大沼の湖畔で。一緒に大沼団子を食べているときに、上の子があわてて食べようとして、ついていた楊枝をうっかり落とした。その後なんとなく上の子は元気がない。みんなでわさわさお団子食べているのに、「いらない」と言ってなかなか食べようとしない。お母さんにきつく抱きついている。そこでおばあちゃんが、「お箸を落として、ちょっとしょげてるんだねえ」それを聞いて、上の子は元気を取り戻して、一緒に食べ始めた。

このあたりの呼吸がとっても自然。「だめ」とか「いけません」と怒ることがない。だめなものはだめだけど、決して子どもを辱めたり、落ち込ませたりすることがない。要するにアドラー心理学の提唱する「勇気づけの子育て」なのだ。

私の友人は、アドラー心理学の育児セミナー「パセージ」の名リーダーだ。他の家族は、必ずしもアドラー育児を系統的に学んだことがない。けれども、この家族の中に「アドラー心理学の育児」が息づいている。すごいなあと思った。

我が家にも成人した子どもが二人いる。早く孫が来ないかなあとちょっぴり友人の家族がうらやましく思えた。
よその孫
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Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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