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エピソード分析練習会

今日、七飯で第1回目のエピソード分析練習会を行った。滑り出しはまずまず順調で、ほっとしていている。

エピソード分析

以前から、いつか七飯でエピソード分析の練習会をしたいなと思っていた。その念願が叶って本当にうれしい。たくさんの方の「やりたいな」が熟し、いろいろな縁が巡って実現した。七飯アドラー心理学研究会メンバーのみんなの実践力が高まって、今このときに花開いたなという感じがしている。

始めにデモをやった。カウンセラーとクライエントが目標を一致させながら、協力しあって、一つの方向性を出すという所を上手に出せたのではないかと思う。エピソード分析は、まず何より手順がはっきりしているので、カウンセリングの形がくずれにくいという長所がある。カウンセラーは、クライエントが何を考え、どうしようと思っているのか?どの方向を選べば、クライエントと相手役が協力し合うという方向に物語が展開するのか?に、意識を集中することができる。今回は、なによりクライエント役の方のアドラーレベルが高かったので、本当に素直に相談が進んだ。

その後、メンバーの中から、カウンセラー役、クライエエンと役にでてもらい、実習を行った。まだ慣れないところもあって、少し戸惑うところもあったが、やっぱり相互尊敬、相互信頼の中でゆったりと相談が進み、しっかり代替案まで出され、クライエント役も納得していた。

参加した皆んなからの感想を聞き、それぞれにエピソード分析の魅力を感じていることが分かってうれしく思った。なにより継続が力、たくさん練習して、手順を体でおぼえ、その先の「カウンセラーとクライエントの織りなす社交ダンス」をぜひ皆さんに体験してもらいたいと思っている。少しずつみんなで成長していきたいと思う。


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Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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