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障がいのある子どもの保護者と関わる

おなじみの高橋実花先生をお呼びしてのスタッフ向け研修会。
今年度も4回を企画している。その第1回、テーマは「障がいのある子どもの保護者と関わる」

今年は、はるまち館で児童発達支援事業所「小さなはるの風」を開設した。そのスタッフの研修も兼ねている。一番前に陣取っているのが「小さなはるの風」のスタッフ、さすがにやる気まんまん、頼もしい。

2019研修2 2019研修1

お話の中から印象に残ったこと
 ○子どもを支援したいとき、第1に考えたいのは親御さんの笑顔
 ○親御さんは障がいのある子どもの親となることを自ら選んだわけではない
 ○こちらの話を聞いてもらうのはまずよく話を聴いてから
 ○「教える」のではなく「わかってもらう」
 ○保護者も支援の対象である
 ○保護者が攻撃的になったり、投げやりになったりするのには理由がある
 ○「支援者に任せっぱなし」に見える保護者であっても「任せられっぱなし」にはしない

後半は「支援者としての心構え」
 ○支援者が自分の心身の健康状態を管理するのは仕事のうち
 ○相手に感謝してもらうことだけを自分のモチベーションにしない
 ○経験や根性だけで仕事をしない~確かな知識と支援の技術が必要
 ○仕事を一人で抱え込まない

どれをとっても、深くうなづけることばかり。もう何度も実花先生のお話を聞いてきたが、そのたびに感銘を受ける。
あらためて、支援者としての姿勢を正してもらえた気がする。

あるスタッフの感想、「実花先生のお話で心が浄化されました。明日からまたお母さん方にやさしく接することができます」
知識と技術、そして大事なのは体の姿勢。こうして話を聞いているだけで、体がやさしくなるのはとてもすごいことだと思う。



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はる

Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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