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エピソードを語りなおす

来る7月21日(日)に行われる第5回北海道地方会のプレ企画として、アドラー心理学講義・ワークショップを企画した。日本アドラー心理学会認定指導者の大竹優子氏を講師としてお呼びした。アドラー心理学に関心を持つ初学者の方向けに、1日目は、体で学ぶ体験ワーク、2日目は、頭で学ぶ講義。初学者に限らず、既学習者にとっても、知識を整理するいい機会となるのではと思う。

4/20午後は、アドラー心理学はじめの一歩の一日目、「エピソードを語りなおす」体験ワーク。

はる総会5

小グループに分かれて、参加者から「ちょっと困った出来事」を出してもらい、ある手順に沿って整理していくと・・・あら不思議、困ったできごとがいつの間にかほほえましい出来事に変わっている。

魔法のようだが魔法ではなく、アドラー心理学の理論から説明可能な変化だ。こんなところからアドラー心理学に興味を持っていただけたらと思う。

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はるグループ総会

はるこどもクリニックとはるまち館合同の研修会、名付けて「はるグループ総会」を行った(4/20)
数えてみたら、私たちを入れて総勢20人の参加者となった。

クリニックでも少しスタッフの入れ替わりがあり、今回はるまち館の新しい事業、児童発達支援事業所「小さなはるの風」を立ち上げるにあたって、新たにスタッフを採用した。産休の方や短時間のパートの方もいれると、現在のクリニックとはるまち館は本当に大所帯となっている。

私たちは、クリニックもはるまち館(キッチンと小さなはるの風)も、一つの流れの中にあると考えている。職場が分かれているのは、単に役割を分担しているだけ、それぞれの強みを生かし、連携し協力し合って、目指すものは一つの方向。だから、こんな風に一堂に会して、合同で研修会をすることが大事と考えた。

まずは、自己紹介。自己紹介カードを使って、一通り自分をアピール。
はる総会1

各部署に分かれて、今年度の目標を話しあい、発表してもらう。
はる総会2

後半は、私の講話「クリニックとはるまちと」。
はる総会3

まずは、クリニックとはるまち館にかける思いを語る。私たち夫婦の来し方を振り返りながら、特に自分たちが子育てにどう悩み、どう解決してきたのかを振り返ってお話した。そして、「クリニックと協働遊学舎はるまち館の使命(クレド)」をあらためて説明する。そこには、私たちが何を実現したいのか文章化されている。後半は、私たちが実現したい夢のおおもととも言えるアドラー心理学の考え方、特に「共同体感覚」について語った。

後で、いくつかスタッフから感想をいただいた。「働き始める時にこういう話を聞けて良かった」「日頃言われていることが、こういうことなのだとわかった」「久しぶりにはる先生の共同体感覚の話が聞けた」それぞれの立場で、しっかり私の話を受け止めてくれていた。

「考えは言葉となり、言葉は行動となり、行動は習慣となり、習慣は人格となり、人格は運命となる」とこれはマーガレット・サッチャーの語った格言。こうして思いを言葉にして語ることが大切なんだとあらためて実感した。
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プロフィール

はる

Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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