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地方会

日本アドラー心理学会北海道地方会の午後の部。全体のテーマは「やってみようアドラー心理学」。午後の部はシンポジウム「家族会議への道」。自助グループのメンバーが、家族会議に取り組んだ実践をまとめて発表してくれた。

まずは、2ヶ月間の家族会議の実践の発表。まさに、山あり谷ありの実践報告であった。また家族による取り組みの色の違いも面白かった。
地方会1 地方会2

家族会議の取り組んだときのさまざまな資料をポスターにして展示。家族会議のノートや課題シート、家族で作ったロゴなどが展示され、手にとって見ることができる。口頭発表とあわせて、立体的な報告になった。
地方会3 地方会4

後半、シンポジスト同士、フロアとシンポジストの間で質疑応答や感想を出し合って、議論を深めた。最後に記念撮影、みんなでハイチーズ。
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終わってから、来年度に向けての打ち合わせ、そしておまけのお楽しみ会。自助グループのメンバーの一人が誕生日を迎えたので、地方会の打ち上げをかねてお祝いのケーキをいただく。
地方会7 地方会8

家族会議は、アドラー育児のひとつの大きなテーマ。地方会での発表を機会に、各シンポジストの家庭で、会議をはじめたリ、再開させたり。実際にやってみて、うまくいかなかったこと、あるいはうまくいったことを、それぞれの自助グループに持ち込んで話し合う。そこで工夫やテーマをもらって、また家族会議をする。その結果をまた自助グループで話し合うというループで実践が進んだ。

それぞれの家族で、家族会議が定着し、家族同士で勇気づけのコミュニケーションが生まれていくのを目の当たりに見ることができた。また、壇上に座ったシンポジストだけではなくて、自助グループでの議論を通して、地方会全体で作り上げた発表になったように思う。

遠く関西から地方会に参加するために来てくれた方々もいて、わきあいあいと、そして、中身の濃い地方会にすることができた。来年度も、よく遊び、よく学びをモットーに楽しく実践を進めることができるといいなと思う。
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勝手にすべり台(雪遊び番外編)

雪遊び中のできごと。ふとみると、子どもが雪山ですべり台を楽しんでいた。

小さい子も・・・そりなしでもすべって遊べちゃうよ~~。
勝手に滑り台1
勝手に滑り台2
勝手に滑り台3
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大きい子も・・・雪山の裏側にすべっていく、まるで林間コースだ。
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勝手に滑り台8

やっぱり子どもって遊びの天才だね。どこでも遊びを作り出す。

雪遊びの会

日本アドラー心理学会北海道地方会の一般公開行事「雪遊びの会」を行った(2/18のこと)。今年ははるまち館との共催行事となった。

ありがたいことに、吹雪の予想を大きく裏切って、快晴の天気となった。参加者が三々五々集まってくる。例年にない大雪のせいで、きねずみ緑地が使えず、はるこどもクリニックの第2駐車場で行うことにした。駐車場の除雪で出来上がった雪の壁に囲まれ、隔離された空間が現出、雪遊びをするには恰好の場所になった。
雪遊び1

はじまりはじまり。司会は、山から下りてきたぐりとぐら(という設定)。遠目には見えづらいけど耳がかわいい。
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まずは、じゃんけん列車でスタート。二つのチームに分ける。それぞれ、自分たちのチームに名前を付ける。
雪遊び4 雪遊び105

1種目めは、じゃんけん陣地とり。各チームから一人ずつ出て行って、相手に出会ったらじゃんけん。勝ったら進む、負けたら交代。相手の陣地に進んで、旗を取ったほうが勝ち。
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2種目めは、雪玉重さ当て。家族でチームになって、勘だけで150gの雪だまをつくる。150gに近い順に点数をもらう。
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さて、計測。意外に難しい。
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3種目は、雪玉リレー。おたまに雪玉を載せて、それをバトンにしてリレー。
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最終種目は、勝敗抜きの「エキジビション」。みんなで手つなぎ鬼。鬼にタッチされたら手をつないで一緒に追いかける。4人になったら2人ずつに分裂。ただし、鬼がタッチするのは雪玉。雪玉でタッチするから、雪づけ→勇気づけ。これがアドラー心理学の遊び方♪
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点数集計!やったー、優勝と準優勝!!
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メダル授与!
まずは、準優勝チームの銀メダル。全員にあたるよ。
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優勝チームには、もちろん金メダル。メダルは手づくり、家に帰ったら自分で装飾してマイメダルにしてね!
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そして、シェアリングタイム。今回のテーマは「協力を学ぶ」。遊びの中にも学びがある。どんな風に協力したのか、どこが良かったか、次回はどんなふうにくふうするかなどを家族で話し合って、まとめてもらって、発表する。
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続いて、はるまち館に移動して、ほっこりタイム。はるまちキッチンお手製の豚汁と甘酒。希望者には、しおおむすびもあるよ
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やっぱり、おいしいものは心が安らぐね。




だーるまさん、だーるまさん

クリニックの外来では、待っている子どもたちのために、折り紙遊びを提供している。
毎回何かしらテーマを決めて提案しているが、今の時期はだるまさん。



診察室に入っても、子どもたちは熱心に折り紙を折っている。
折り紙するにはちょっと小さい子が、お兄ちゃんの折り紙を見ながら・・・

「♪だーるまさん、だーるまさん、にっこにっこしましょ、わらいましょ・・・♪」
「うん?・・・・たしかに、だるまさんはみんなにこにこしているね~~!!」

こどもって、純真でいいなって思う♡

知内町で子育ての話をする

知内町での子育て懇談会。少しずつ参加者が増えている。

まずは、私のほうから子育てにかかわるお話。今回は「心豊かな育ちのために」というテーマでお話した。



人間は社会的な存在、子育ての目標は、社会の中で生きる力をつけること。「自立し、社会と調和する」ことが目標、できれば、快・不快を超えて、人の中で生き、他者の役に立つ行動を選択するようになってほしい。そのためにどうするのか?

子どもとのよい関係をつくることが大切、そのために、親がすることは、「子どもを尊敬しよう」、「子どもを信頼しよう」、「協力しよう」、「目標を一致させよう」、それぞれを少し掘り下げてお話した。

後半は、質問の時間。参加者から質問をいただく。こうやって質問に答えていくと、参加者の興味関心に沿ってお話ができるので、とてもありがたい。

少しずつ親子のよい関係が広まっていくといいなと思う。

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プロフィール

はる

Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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