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おおつごもり

今年最後の一日。昨日の休日当番の疲れが残っていて、ちょっとだけ、家の片付けをして、割合ゆったりとすごす。何とか年賀状を書き終えて、投函してきた。

夜の雪

昨日の休日当番は大変だった。15時までの受付で、最後の患者さんを見たのは17時半を過ぎていた。年末年始の当番はいつも大変だが、今回はインフルエンザがはやっているのに加えて、急性胃腸炎、溶連菌感染症、水痘、おたふくまで流行っている。年末の忙しいときに、子どもが具合が悪くなるのは大変なことと思う。道南地域で、小児科の休日当番は1軒のみ、そこに集中するから待合室に患者さんがあふれる。待っているほうも大仕事だ。少しでも、病気が回復して、よい正月を迎えられるといいなあと思う。

たくさんの患者さんを診た割りに、比較的早く終えることができたのではないかな。これも、スタッフのチームワークがよかったからこそなせる業だ。忙しいときこそ、受付でのていねいな対応、待合室でのトリアージ(重症かどうかを見分けて、必要な人へす早く対処する)、そして、診察終えた後のフォローと、医者よりもまわりのスタッフの動きが決定的に重要になる。今のスタッフは、忙しく動き回りながら、お互いに声をかけあい、協力し合って、ひとつひとつの仕事丁寧にこなしていく。まさに、「人々(スタッフ)は仲間だ」「自分には能力がある」の実践だ。

当初の時間を大分超えてしまったが、みんな最後まで、嫌がらずに働いてくれた。家での役割もあっただろうに、それぞれ、家族に連絡して、協力してもらっていた。クリニックが今あるのも、支えてくれる家族があってこそだと思う。

本当にありがたいことだ。終わりよければすべてよし、年末の最後の最後まで、がんばって働いたから、2016年は本当によい年であったと言える。来年もよい年でありますように。
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網子別れ

年末恒例の網子別れ(あごわかれ)。
網子別れ~ニシン漁のために漁場に集まってきた漁師達(網元に対して網子)が、漁期を終えて別れるときの宴会が語源と言われている。

クリニック仕事納めに、ジュースとお菓子で乾杯。明日休日当番が当たっているので、正確には仕事納めではないが、大掃除も終えて一息つく。
あごわかれ1

あごわかれ2

一人ひとり、一年を振り返ってと来年の抱負を述べる。みんなの話を聞いてるうちに、なんだかじわーっと温かいものが上がってくる。スタッフみんなにとって、うちのクリニックがどんなに大切な存在かを身に染みて感じる。みんなの期待を裏切らないように、引き続き精進しなければと気持ちの引き締まる思いがした。

はるこどもクリニックとはるっこを愛して、支えてくださっている皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末研修会

毎年恒例になった年末の院内研修会。学習会係のお仕事でもある。ベテランさんが計画して、若手が工夫して研修会を作る。

前半は、先日行われた「小児救急医療研修会」に参加したスタッフからの伝達講習。最若手のナースが、自分の学んだことの中で、クリニックに生かせることをまとめて報告。YouTubeの映像を効果的に取り入れて、わかりやすく伝達してくれた。

また、講習の中で教えてもらった、子どもの事故防止の啓発のサイトをみて、これは使えると今回の講習のもう一つの柱に。別の若手スタッフが助手となって、サイトを見ながら、みんなで参加するクイズ形式の勉強会となった。若手二人の息の合った協力ぶりが印象的であった。教えることは学ぶこと、二人にはとても良い学びになったものと思う。
年末研修1 年末研修2

後半は、危険予知トレーニングKYTの講習会。これは、夏の外来小児科学会のワークショップで学んできたスタッフが担当する。以前に一度、時間をとって実地研修行った(ブログに報告してなかった(汗))が、その続き。
年末研修6 年末研修5

最初にちょっとしたアイスブレーク。ヒューマンエラーを起こす機序を追体験するゲームだ。そして、二つのグループに分かれ、待合室に潜む危険についてグループで話し合う。いくつか出してから、今回取り上げる重要課題を選び、それに対する具体的な対策を考える。
年末研修3 年末研修4

2階の研修室で話し合うだけでは、物足りず、現場に行って検討してみようと、二つのグループとも、待合室に降りて行って検証する。片方は自動ドアに手が挟まれる危険、もう一方は受付のスイングドアにぶつかったり、寄りかかって倒れたりする危険について検討する。
年末研修7 年末研修8

対策も複数考え、明日から実行できる対策を選び、それを思い起こすための指差し呼称の合図を決めた。

こうして、みんなで話し合い、対策を目に見えるものにし、実行していく。これを繰り返すことにより、スタッフの危険に対する意識を高め、より安全な職場に成長していくことがねらいだ。



年末の親族会に集う

前回のいとこ会(7/10)が盛り上がって、年末にまた会を持とうという話になった。日程はクリスマスイブ。前回の盛り上がりを聞いて、その親たち、つまり私の叔父、叔母たちが、自分たちも参加したいと言い出して、せっかくだからみんなで集まろうということになった。いとこ会転じて、親族会になった。

こんなところにもサンタクロースが・・・行きの函館空港の一コマ。
いとこ会1 

飛行機の中からくっきり富士山が見えた。
いとこ会5

今回集まった面々。仕事や体調で何人か欠席したが、今の話から昔の話まで、にぎやかに語り合った。
いとこ会2 

「しげちゃんとは、結婚式以来だね。」
「え~何言ってんのお兄さんの葬式の時に会ったでしょう。」
「あ、そうだっけ」
「なんだ、もうボケが入ってんのかい。」
と、なかなかシリアスな会話も・・・

こうして、叔父、叔母、いとこ同士で集まれるのは、なかなかないことかもしれない。これも、祖父母の人徳と思う。こうして親族で集まり、みんなで美味しく食べ、昔のことを語りあい、亡き祖父、祖母とそして父の良い供養になったのではないかと思う。

話の中でも出てきたが、祖母の実家が伊豆にあり、よくみんなで夏に遊びに行った。今度は、みんなで伊豆へのツアーに行こうという話も出た。

せっかくのイブだからとちょっとクリスマスらしいお土産を持参。あみだくじで、上に乗っているチョコを順番に取っていく、ミニゲームで盛り上がった。
いとこ会6

翌日は、母に会いに行ってきた。みんなのお習字が飾ってあり、中に母のもあった。ほかにスカイツリーにいった写真が飾ってあったり、とても充実した施設ライフを過ごしている様子。良い親孝行にもなった。
いとこ会3

帰りの函館空港。かわいいサンタさんのお出迎え。雪が降っているのになんだかあったかく感じる。
いとこ会4

ナノパズルに挑戦

ふと手にとって見たナノパズル。昔取った杵柄、プラモデルに熱中したころを思い出して、挑戦してみた。部品が細かい、さすがに裸眼では組み立てられず、拡大鏡の力を借りて、ようやく完成した。

とんぼ1

とんぼ3

とんぼ4

実に精巧にできている。

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プロフィール

はる

Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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