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暮らしに活きるアドラー心理学

今日は、日本アドラー心理学会北海道地方会北海道地方会主催、はるこどもクリニック共催のアドラー心理学講演会を行った。

テーマは、「暮らしに活きるアドラー心理学」。

講師は、日本アドラー心理学会認定心理療法士の大竹優子さん。私たちの古くからの友人で、ともにアドラーを学ぶ仲間だ。

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アドラー心理学のものの見方、考え方を2時間という時間で、実にわかりやすく、かつコンパクトにまとめてくれた。

私たちが普段から使い慣れている「アドラー心理学の理論、思想、技法」という言葉を、「アドラー心理学では『人間とはこんなふうだと考えている』『人間はこうあるべきと考えている』『そのためにはこうしたらよいと考えている』」という言い方で説明していたのが印象的であった。

日々の暮らしの中で実際に出会う事例を使って、アドラー心理学の基本前提を説明していく。その中にアドラー心理学の思想、共同体感覚の話も折り込み、「このできごとはみんなにとってどんな意味があるのか、みんなが幸せになるために私ができることは何かと考える」ことが大切だと説明する。

後半では、カウンセリングで実際に出会いそうな事例を使って、問題の解き方の例を話してくれた。

事例の使い方も練られていて、話の構成も実によく組み立てられている。聞いていて、すっきりする話であった。

今回の講演会で、多くの方がアドラー心理学に親しみを持ってくれたのではないかと思う。アンケートからもそのことがうかがえる。

ゆったりとした話し方、笑顔の優しさ、講師の大竹さんの人柄も大きく影響していると思う。ぜひまた、大竹さんをお呼びする機会を作れたらと思う。

ライフスタイルに触れるワーク

兵庫から大竹優子さんをお招きして、アドラー心理学のワークショップを行った。当初はクリニックスタッフの研修会として行う予定であったが、知り合いからぜひ参加したいと要望があり、アドラー仲間に声をかけ24名の参加になった。

講座1 講座3

「ライフスタイルに触れるワーク」。自分行動のくせ、行動の背景にある自分特有の考え方、価値観に気づいて、自分の取り扱い説明書を手に入れることが目的だ。

ライフスタイルについての簡単な講義の後、ライフスタイル分析に使われる「特殊診断質問」を使ったグループワークを行った。

自分のライフスタイルを知るとなるとちょっと難しそうだが、どのグループも盛り上がり、とても楽しくワークが進行した。自分自身に対する気づきがあったり、相手の意外な側面を発見したり。

寄せられた感想の中で、「こんなに楽しくアドラー心理学が学べるなんて」というのが印象的だった。確かに短い時間ではあったがとても充実した時間を過ごすことができた。

アドラーを学ぶ度に思うのは、人間って本当に面白いなということ。これを機会に、アドラー学習熱が燃え上がるといいなと思う。

講座2 講座4

終わってから、鍋を囲んで懇親会を行った。地元の野菜と上ノ国の美味しいお肉に舌鼓を打ちつつ、楽しく交流した。これまた、楽しく、充実したひと時となった。

初夏の花々

暑くなったり寒くなったりしながら、季節は着実に夏に向かっていく。
初夏の花々を撮る。

ハイキンポウゲ
初夏の花1 初夏の花2

ヘビイチゴの花     よく見ると子房がもうイチゴの形をしている
くすさん40 初夏の花4

シロツメクサ       カエデ
初夏の花3 くすさん26

サラサドウダン      タンポポの綿毛
くすさん27 くすさん39
 
ニセアカシア       ヘラオオバコ
初夏の花5 初夏の花6

モズがきた

家の近くのカラ松のこずえに、小鳥がいる。モズだね。
もず1

反対側の電線に飛んで行った。
もず3

と思ったら、お友達?それとも、つがい?
もず4

あ、飛んで行った。一瞬の飛翔をとらえることができた。
もず2

すかし俵のこと

自然大好きのスタッフの一人が、めずらしいらしいものを持ってきてくれた。川に流れているのを拾い、子どもたちと調べておもしろいからとみせてくれた。よく見るとあちこちにあるらしい。自然の中において写真に撮ってみた。あめ色に輝く籠、なんでしょう?

くすさん6 くすさん21

くすさん13

「すかし俵」という。「クスサン」(蛾の一種)のまゆなんだそうだ。 このまゆの中でさなぎになって、成虫になって飛んでいく。その抜け殻なのだ。自然界は不思議な造形をする。
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プロフィール

はる

Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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