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障害とはを考える

発達障害に関する院内研修会。発達障害者支援センターの高橋実花先生にお話しをうかがう。今回のテーマは「障がいとは」。

みかせんせい

これまで数回にわたり発達障害の話を聞いてきて、今回あらためて障がいとは?について考える。

歴史的に障がいは必ずしも否定されるものではなかったということを、古事記に記されたヒルコがのちにエビス様になった話などを交えてお話しされる。

「障がい=不幸」ではない。社会のあり方に関わって、幸か不幸かが決まる。障がいが幸せを運んでくる社会が、幸せに最も近い社会だという。

いつ聞いても、実花先生のお話しは、やさしくてあたたかい。

その後、障がいの3つのモデルについてお話される。医学モデル、社会モデル、文化モデル。障がいのとらえ方が、医学モデル→社会モデル→文化モデルと豊かになっていく。

3つのモデルにそって、自閉症支援のあり方を整理してみる。この3つは、どれがいいというのではなく、それぞれに意味があり、お互いに影響しあう。こうやって整理すると、とてもわかりやすく、やるべきことが見えやすくなる。

文化モデルの説明の中で印象的だったところ。「その人本来の良さによってお互いに良い影響を与え合う状況をつくる」。そのために、「自分にはいいところがあるし、力を発揮できる場所がある」「自分のままできることがある」「苦手なことには自分にあった解決法がある」と思えるように援助することだという話。まさにこれは、日々私たちがやろうとしていることだ。障がいがあってもなくても、人がいきいきと生きるために必要なことは、共通するのだと思う。

あらためて、うちのクリニックの進む方向性を整理してもらえたが気がする。
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Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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