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問題を共有する

研修委員会主催の学習会、5回目「問題を共有する」。

問題の共有

クライエントの話を聞くときに、真実追求モードと問題共有モードがあるという話をした。その流れの中で、問題を共有することいついて説明する。「いかに相手の話を聴くのか」に重点を置いた話だ。

私たちは、「共感」と言う言葉をつかなわい。「共感」という言葉は、相手の感情をわかることのように誤解されているから。援助するときに大切なのは、悔しいとか悲しいとかいう感情を”わかってあげる”ことではない。

アドラーは、「相手の目で見、相手の耳で聴き、相手の心で考える」と言った。人はそれぞれ違う世界で生きている。違う歴史、違う出来事の連続の中で生きている。だから、同じ出来事を経験しても、そのことをどう受け止めるのかは、人によって異なる。例えば、子どもが不登校になったとして、その出来事によってその人がどんなことを悩むのかは本当に様々だ。だから、安易に分ろうとせず、きっと相手は私とは違った考え方、感じ方をすると思って、相手が、どんなふうに感じ、どんなことを考え、どうしようとしたのかをていねいに聴くことが大切。聞いていって、相手がどんな世界に住んでいるのかを少しでも想像できるようになること、そこからようやく相談が始まる。

そのことを前提にして、後半は具体的なテクニックについておはなしする。開いた質問と閉じた質問の違い、レポートとエピソードの違い、意見と事実に分けて聞く、事実からパーソナルストレングスを意識する。これらをマスターすると「相手を勇気づける聴き方」ができるようになることと思う。




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Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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