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大沼の自然に包まれて

友人に誘われて、大沼でのカヤック体験に参加した。曇り空の中で、まるで、霧に包まれたかのような大沼の湖水の上で至福の時を過ごした。ハスの花がちょうど満開の時を迎えていた。

かやっく1 かやっく2
かやっく3 かやっく4

カヤック体験は、BayWalkCommuntyの催しだった。時には、こんな取り組みに参加するのもいいね。
カヤック
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雑草たちとともに

いい天気が続いて、日中はまるで夏のようだ。日ざしの中をカメラを片手に歩いてみる。雑草たちとともに。

IMG_2950.jpg zaao

雑草02 雑草04
               もう桑の実がなっている


雑草70 雑草05

雑草3 雑草4

雑草2 雑草5
                こむくどりかな?

心豊かに育てる

嘱託をしている通園施設で子育て講演会を行った。テーマは、「心豊かに育てるには~しかる、ほめるを超えて」



俗に、心は「知・情・意」からなっているという。心豊かにというのは、ひとつには物事をしっかり考えられること、ひとつには情緒が安定していること、そしてひとつには、意欲的に前向きに生きる力をもっていることだと思う。

知的な能力は、学校でたくさんの知識を学んだり、手仕事や体験を通じて鍛えられていく。情緒の安定は、小さい頃からの親や周りからのやさしい接し方を通じて、他者との基本的信頼関係が築かれる中で培われていく。では、前向きに生きる力はどのようにつくられるのか?

世の中では、上手にほめて上手にしかってと言う。でも「ほめる」「しかる」だけでは足りない。子育ては、子どもを一人前の社会人にすること。そのために必要なのは、「してはいけないことを教えて、本来するべきことを教える」ということだ。ほめるのも、しかるのもその目的にそってはいるが、問題は判断の主体が外側にあること。それでは、子どもたちは、いつも周りの人の顔色をうかがって生きるようになる可能性がある。前向きに生きる力にはつながりにくい。

では、どうするのか?一言で言えば、「勇気づけの子育て」。アドラー心理学が提唱する育児だ。「勇気づけ」とは、健康的な信念を子どもの内側に作ること。子どもの中に、『したいけどこれは他者の迷惑になるからしないでおこう』『したくないけどこれは他者の役に立つことだから頑張ってしよう』とういう心を作りたい。

具体的にどうしていくのか?それは、アドラー心理学の子育てセミナー「パセージ」の中で学ぶ事ができる。

「めざす育児」:まず、子育ての目的をはっきりさせよう。それは行動面では「自立すること」「社会と調和すること」、心理面では「自分には能力がある」「人々は仲間だ」と感じられるようになること。つい目の前の行動「朝起きない」「片付けをしない」「兄弟げんかばかりする」「勉強しない」にばかり目を奪われがちだが、子どもの中にどんな信念が作られているのかをいつも点検する。

「といかける育児」:子どもに関することは何事も親が決めてしまわないで子どもに問いかけていく。朝起こした方がいいか?起こさない方がいいか?起こすならどんなやり方で~怒って、あるいは優しく~起こすのがいいか?・・・それは、子どもに考えてもらうため。

「まかせる育児」:子どもにかかわりのあることは基本的に子どもに決めてもらって、その結果を体験してもらおう。雨の予報の時に傘を持っていかないとどうなるのか?朝起こさないとどうなるのか?勉強しないとどうなるのか?~自分が何かする、あるいはしないことの結果からきちんと学んでもらいたいから。

「さんかする育児」:家の中の様々なことに、子どもに参加してもらおう。家の仕事は手伝いではなくて、仕事分担として関わる。家のさまざまなことも、大人だけで決めないで、家族会議を開いて、子どもに参加してもらう。それが、「共同体感覚」を磨くことになるから。

今、アドラー心理学は注目されつつある。「嫌われる勇気」というアドラー心理学の事を書いた本がベストセラーになっている。先日、コンビニに行ったら、「アドラー心理学入門」の新書が並んでいた。「勇気づけの子育て」に関心を持つ人が増えてくれるとうれしいと思う。

かわいい贈り物

子どもから、かわいいお花のプレゼント。家の庭に咲いていたのだという。名前はなんだろう?わざわざ摘んできてくれたんだ、ありがたいね♪

花

身近な小さき者たち

長かった雨も上がり、とてもいい天気になった。久しぶりにカメラを持って庭に出てみる。
♪道端の小さな花でも生きている~土に住む小さな虫でも生きている~好きな歌の一節だ。

小さき者2 小さき者4

小さき者3 小さき者1 

小さき者6

けなげな小さな者たちに・・・
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プロフィール

はる

Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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