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知内で五歳児健診に参加する

今日は知内町の五歳児健診であった。

みんなとても元気な4、5歳児ばかり。まずは集団での自由遊び、そして保育士が入っての設定保育~絵本の読み聞かせからお面の製作、そして劇遊びを見る。子ども同士の関わり、集中のしかた、指示への対応、運動能力、器用さなどを観察する。子どもの発達の状況が一番わかるところだ。

その後、設定された問診と運動機能のチェックをして診察だ。診察でわかることはそう多くない。大きな病気に関してはすでに病院にかかっていることが多いし、発達上の問題は、診察室での1対1での対応では表面化しないことが多いからだ。

病気や体についての相談に答える。時々生活上の悩みも話される。兄弟との関わりや生活習慣、性格上の悩みなど。ここが一番楽しいところだ。アドラー心理学の理論を当てはめると大概の問題は解決する。基本的にお母さんを勇気づけながら話すので、笑顔になって出て行くお母さんが多い。

その後、保健師さん、栄養士さん、支援学級の先生との相談があって終了。最後にスタッフ全員でカンファレンス。気になる子どもをピックアップしてフォローの方針を決める。他のスタッフのそれぞれの視点から見た見方がとても勉強になる。園での普段の生活や家庭の状況などから幅広く子どもの発達を把握することができる。

時間も人も豊富に使って、充実した健診となっている。知内町の子どもたちは、幸せだ

保健センターにはいつも花が飾ってある。心が和むひと時だ。
知内
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Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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