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カウンセリングの技術を鍛える

21日から23日まで神戸で行われたアドラー心理学練成講座に参加してきた。

神戸5 神戸1

練成講座は、カウンセリング技術のスキルアップのための講座だ。アドラー心理学のメッカ関西から離れている私たちにとって、貴重な学びの場となる。今回も3日間、毎日充実した学びが得られた。

師である野田先生の補正項から・・・
『このあたりがアドラー心理学が他派の心理学ともっとも違う部分だと私は考えている。つまり、他派の心理学は、道徳には関わらず、「クライエントのニードを充足する」ことを目的に援助するが、アドラー心理学は、アドラーがいうところの「社会生活の鉄則 iron logic of social life」をクライエントに学んでもらうことを目的に援助する。要するに道徳教育なのだ。』野田俊作の補正項

実際に、二人ペアになって、お互いに自分の抱えている問題(エピソード)を出し合って、カウンセリングのお稽古をする。何回かチャレンジするうちに、カウンセリングの構造が少し見えてきた気がする。エピソードを聴きとってから目標の一致をとるまでの過程が、ある意味ブラックボックスだったのが、今回の実習でその目標の一致に至るまでの細かいステップがより具体的に示されたのだということがわかった。

また、副次的なものではあるが、このカウンセリングのお稽古で今抱えている自分の問題に気づき、解決の道が見えたこともありがたかった。


朝早く起きて、研修施設(神戸市北区藤原台)の近くの街並みを走った。なんとか富士がきれいに見える高台に登る。岡場公園というらしい。

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近くに川が流れ、田尾寺というお寺を見た。

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北海道にはない街並みだ。ちがう街を走るのは楽しい。新しい発見がある。
練成講座のように頭をフル回転させるときには、走ったり歩いたりする体を動かすのが一番のリフレッシュになる。
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Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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