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いやしの涙

子育て講座のびのび「子どもの行動で困っている方へ」
講師は、発達障害者支援センター相談員高橋実花氏。

いやし1

実花先生は、いつも温かい話をしてくれる。参加したお母さん方がほっとして帰って行く。自己紹介の中で、「前回実花先生の話を聞いて、カレンダー作りに取り組んだところ、子どもがとても元気になった、それを報告したくて」と涙ながらに語ってくれた。「これは悲しい涙ではなく、いやしの涙です。なかなか泣ける場がなくて」と。

のびのびが、いやしの涙を流す場になるなら、願ってもないことだ。「女の人は、しゃべる生き物なのだから、どんどん、ここにきて話をして」と実花先生。ありがたいことだ。

いやし2

診断を受ける受けないの話にもなった。「診断を受けることが、一番大事なことじゃない。その子に必要な支援をすることが大事。障害を持っている、いないにかかわらず、本来子どもには支援が必要。診断を受けると、その子にあった支援が探しやすくなる」「診断を受けるのは、親にとっては大変なこと。診断を受ける心構えをつけ、支援を利用する準備ができてから、診断を受ける方がいい」・・・とても大事な視点だ。

帰りは、素敵な夕日が見送ってくれた。みんなのいやしの涙が見せてくれたのだろうか。

いやし3
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Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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