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子どもを育てるということ

サポーター養成、その第6回目。特別講座「子どもを育てるということ」と題して、チッチ・キンダーガーデン理事長の山口育子氏による講演とワークを行った。

子どもを育てる1

軽快な語りとアクションであっというまに『琵琶湖のいっこさん』ワールドにひきこまれていった。笑いあり、涙あり、いっこさんのアクションも激しかったが、私たちの心の振幅も激しかった。

基本は、アドラー心理学に基づく子育ての話。「ほめず、しからず、勇気づけ」。それに、いっこさんの豊富な保育現場での経験談が加わる。全国各地で講演やワーク、相談をうけているだけあって事例が身近で豊富だ。

子どもを育てる2

午後のワークは、子育ての工夫について。工夫があれば子育ては楽しくなる。おもちゃも何もない中でどうやって子どもと楽しむか。例えば、乗り物で移動中に子どもが退屈してきて困ったことはないだろうか。カバンの中にあるもので、子どもといかに楽しい時間を過ごすのか、みんなでブレインストーミングする。

子どもを育てる3

雨の日に新聞紙1束あれば思いっきり遊べる、ということで、新聞紙の束を使って、みんな子どもになって遊んだ。いっこさんのすごいのは、遊びを展開しながら最後には片づけもできてしまう事だ。先の見通しを立てながら遊びを作っていく。そこに「工夫」がある。楽しんでいるうちに、いつの間にかお片付けができてしまう。親は喜び「楽しかったね~きれいになったね。ありがとう」と声をかけることができるし、子どもは、「お母さんといっぱい楽しいことして、お片付けもできて、自分はすごい~」って思う。まさに、楽しく遊んで「親は仲間」、片付けができる「自分は能力がある」だね。

子どもを育てる4

大人になってこんなに思いっきり遊んだのは久しぶり!楽しかった。参加者からも「今日帰ったらさっそく子どもと遊びます」と。いっこさんの話には人の行動を変えるパワーがあるなと思った。

こんなのあったらいいな

嘱託で健診に行っている保育園に、新しいおもちゃ?が入っていた。
これはぜひうちにもほしい。ドラム式の洗濯機だよ♪

青い鳥

遊びの中で、家事好きの子どもに育てられたらいいな。

あなたは誰?

雨あがりのせいか、今日は裏の林に鳥の群れが来ている。
秋に向かって、鳥たちもエネルギーのたくわえ時なのだろうか?

いい角度で写真が撮れた。でも名前がわからない。
とり1 とり2

こちらは、枝に隠れて見にくいけど、ゴジュウカラだと思う。
とり3 とり4

空の上から

アドラーのワークショップを終えて、一緒に作り上げた仲間たちとシェアリングをしてから、あわただしく帰路につく。心地よい満足感に浸りながら、空の旅路へと向かう。

ふと見ると遠くに富士山が。絶好のシャッターチャンス。

ふじ2 ふじ4

函館に降りる頃には、すてきな夕焼けを見せてくれた。

ふじ5

他者を勇気づけて暮らす

福岡で行われた日本外来小児科学会に参加してきた。

ふくおか2

今年もアドラー心理学のワークショップを企画した。3回目となる今年、テーマは「他者を勇気づけて暮らす」。

ふくおか1

短い時間でいかにアドラー心理学の心髄に触れてもらうことができるか?昨年までは、前半講演、後半ワークというスタイルだったが、今年から一新。ワークの中に短いレクチャーを組み入れるという形にした。

この2年間の経験の上に、いくつかのアドラーの学習会の体験も加味して、新しくシナリオを作り上げた。クリニックの職員に協力してもらってデモンストレーションを行い、ワークの流れを自然な形になるように修正を加えた。当日は、現地福岡のアドラー仲間にも協力してもらうことができた。

聞き方のテクニック、よい関係づくりのポイント、そして語り直しのワーク。そこに、アドラー心理学の理論と思想を組み入れ、一つの流れを作る。我ながら良い出来栄えとなったと思う。

ワークに参加した一般参加者にもおおむね好評だったが、一緒に手伝ってもらったアドラーの仲間たちに高評価をもらえたのがうれしかった。

アドラーに触れたことのない人に、およそ2時間半という短い時間で、アドラー心理学の魅力を伝えることができる・・・1つのワークショップの形を創造することができたのではないかと思う。



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Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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