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夏を楽しむ

あるスタッフの一言、「私キャンプしたことないんです~~」
それを聞いて、「じゃあ、キャンプしよう!!」

早速キャンプ実行委員会が発足。参加集約、提供できるキャンプ道具のチェック、買い出しの準備とあっという間に盛り上がる。

そんなこんなで今日を迎えた。折悪しく、「夜から大雨」の予報。そして言い出しっぺのスタッフの子どもが熱を出し参加不可能に。残念だけど、お泊りはしないで、テントとターフを張って、みんなでバーベキューを楽しむことにした。

準備の始まり~
緑地1

何だろうとリスも顔を出す  地面にはネジバナ
りす   緑地4

下ごしらえもばっちり   火の加減はいかが?
緑地5  緑地7

子どもたちは走り回り   トンボ採りにも熱中
緑地8  緑地9

楽しく、食べて、笑って  昔の少年たちが木に登る
緑地6  緑地3

日が落ちてからが本番
緑地02  緑地01

テントの中でキャンプ気分  すっかり夜が更けて、とてもいい雰囲気
緑地14  緑地15

たまには、こんな風にスタッフとわいわいやるのもいいね。

珍客来訪

夜、居間の網戸でばたばたと羽音がする。短い夏を力いっぱい生きたせみの末期かなと見てみたら、大きな黒い甲虫、よくよく見るとカブトムシだ。さっそく捕まえた。自然に囲まれているとはいえ、カブトムシがやってきたのは初めてだ。

かぶと1

スタッフの子どもの一人が、虫大好き少年なので、養子に出すことにした。やや小ぶりだけど、カブトムシはカブトムシ、どうか可愛がってもらえますように。

かぶと2

子どもの食と健康を支える

サポーター養成講座「子どもの食と健康を支える」があった。
講師は、高柳滋美(はるっこ園長、食育インストラクター、アドラー心理学カウンセラー)

食事1

まずは、食に関するワーク「体によい食べ物、心によい食べ物」から。みんなで、体によい食べ物と心によい食べ物について、出し合い、話し合う。ただ体によいだけではなくて、心によい食べ物とは何かをみんなで考えた。食事は体を作るだけじゃなくて、心をも作っていくもので、それを意識することで、自分で自分の健康を作っていくことができるのだというところを意識することができた。

食事3

今回の講座で提案されたことは、「家族や仲間で楽しく食べるバランスの良い食事」。

体の健康と食事の話。健康を維持するのに、まずは、バランスの良い食事をすることが大切。そして、一日の生活リズムの中で食事時間を意識することによって、「食事」「運動」「睡眠」の生活リズムを整えること。また、農薬と添加物を減らすための工夫について学んだ。

次に、心の健康と食事について。今回の講座では、アドラー心理学を前面に出して、心の健康を維持することについて強調されていた。アドラー心理学では、「人々は仲間だ」「自分には能力がある」と感じられることが、心の健康に必要だと主張している。

まず、みんなで楽しく食卓を囲むことが、「この世界が安心できるところであること」と感じることにつながる。そして、食事の時間を意識することが生活リズムを整える事につながり、生活リズムを整えることは、子どもの予測する力を伸ばし、能動的に暮らしに参加する事をうながしていく。また、小さい時から料理に参加することが、自己管理能力を高め、人の役に立つ機会を増やす。

さらにアドラー心理学の骨格ともいえる「共同体感覚」を食との関係で語る。共同体感覚を一言でいうと「みんなの幸せのために私に何ができるか考える」こと。例えば鮭を一切れ食べることがどんなふうにこの世界とつながるのか、食の循環と命の循環についての話。また、世界の食糧問題やエネルギー問題とのかかわりの話。また、一緒に料理する中で、子どもたちに協力(助け合う)、分担(仕事を受け持つ)、責任(最後まで頑張る)を学んでもらうことができる。

食べるという事には、「体を成長させる」「健康を保つ」という重要な働き以上に、「人や世界との関わりを持つ」「感謝の気持ちを育てる」「協力、分担、責任を学ぶ」など心を豊かにする働きがあるのだという事をあらためて認識することができた。

自分の子どもたちとの具体的な体験を交えながら、とてもわかりやすく語ってくれた。特に、「食」とアドラー心理学を絡めてのお話しは、日々食に関して関心を持ち、かつアドラー心理学をしっかり学び、日々の中でしっかり実践してきたからこそ語れるものなのだなということを実感した。

感想を少し載せる。

★ すごくすごく心にしみるお話しでした。栄養素や生活習慣の話しだけではなく、アドラー心理学からみた「食」の大切さや、うんちの話しなど「そうかー!」と思える話しばかりでした。きっと次の食事をとる時から私は変わっていると思います。家族とも「食べること」の話しをしたいと思います。

★ 「心の健康を高める」のお話しを聞きながら子どもの頃、炊いた御飯をお釜からおひつに移す母の隣にいて、おこげを一口サイズに握って「ハイ」と渡してくれた母を思い出しました。「おいしい」と思って食べた記憶です。子どもは家族で一緒に楽しく食事を摂ることから、世界が安全な場所だと学んでいくことを改めて感じました。ありがとうございました。

★ しげみさんは普段、手の込んだお料理を嬉しそうに作ります。その根本を改めて知ることが出来ました。食を通して、人の幸せを考えることが出来ました。沢山の準備をありがとうございました。日々の食事を大切にしよう!大変がらないでしようと思います。

★ 今日のお話しを聞いて、みんなで食べるご飯が好きなことに気付きました。友だちとご飯を食べに行くと楽しいし、ストレス発散にもなるけれど、それでも家に帰りたくなるのはなんでなんだろうって思っていたのが「あ。家族で食べるのが好きなんだ」って気付きました。確かに今おもえば1日にあったことをしゃべっている夜ご飯の時が一番イキイキしていたかも・・・早く家に帰ってご飯を食べたいなって思いました。

懐かしい読書感想文

外来に来た子どもが、処置室にあった絵本を家に借りたいと言う。家に帰って読み直して、読書感想文を書きたいのだそうだ。とてもよいことなので、二つ返事で快諾した。

1

食物アレルギーの子どもたちのために、外来で食物負荷試験をしている。少量から始めて、症状を見ながら少しずつ増やして行く。症状が出なければ、およそ2時間の暇を持て余す。その間に読んだ本を気に入ったらしい。

少しでも、本好きの子どもが増えるといいなと思う。

避難訓練

午後の半休の時間を使って、避難訓練をする。
消防署の人に来てもらって、監督してもらう。

今回は、自分たちでシナリオを作って、それに基づいて避難をしてみる。地震があって、その後階段下のブレイカーのから出火という想定。みんな真剣に取り組む。実際に、やってみると、あれこれと準備が足りていないことに気付く。しっかりと反省会をして、いざという時に備えよう。

消火器を使った消火訓練も行った。うちみたいな小さな職場では、避難訓練は義務付けられていない。にもかかわらず、こうして訓練することはとても良いことだとお褒めの言葉をいただいた。

最後は、みんなで記念撮影。

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プロフィール

はる

Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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