よい人間関係とは?
サポーター養成講座、特別講座「アドラー心理学を学ぶ~良い人間関係とは」
講師は、日本アドラー心理学会認定カウンセラー、心療内科医師、大竹優子氏。
34人の参加があった。最初にブレインストーミングのゲームをする。みんながすっかり和んだところでお話が始まる。

人は誰でも、良い人間関係を作りたいと願っている。でも実生活上ではいろんな出来事があってなかなかうまくいかない。「参加した皆さんは。良い人間関係を作りたいと思って参加しているんですね」と、目標の一致をしてからお話しが始まった。
はじめての方が半数の中、ゆっくりと、ていねいにお話が進んで行く。
まずは、アドラー心理学で考える人間関係は2つであること。それは『縦の関係』と『横の関係』の人間関係で、アドラー心理学では『横の関係』の人間関係を作ることを勧めているということ。
そして、良い人間関係=横の関係を作るためのポイントは4つあること。
1.見直し(相互尊敬)
2.信じ合い(相互信頼)
3.助け合い(協力)
4.行き先を決める(目標の一致)
1から4までのそれぞれについて、具体的な対話例をもとに、二人組で話し役と聞き役になってロールプレイをする。実際に言われた身になって、尊敬すること、信頼すること、協力すること、目標を一致することを実感しながら、理解を深めていく。
一つ一つの対話例に説明がつき、そこに出てくる「開いた質問と閉じた質問」、「レポートとエピソード」、「勇気づけ」、「共同体感覚」、「パーソナルストレングス」などへと話が行く。
この構成が実に美しい。横の人間関係を縦軸にして、対話例を出しながら、アドラー心理学のキー概念を織り交ぜていく。午前の最後は、パーソナルストレングスを出し合うワークでしめくくる。
午後のはじまり、アルフレッド・アドラーについて、彼が生きた時代背景とともに語る。アドラーは、激動の時代に生きた。貧困や戦争、民族差別を体験する中で、どのような思いで、人と人との良い人間関係を大切にしようとしたのかということが伝ってくるお話しであった。
そして、エピソードを聞くワーク。

まずは、グループに分かれる。最近あったちょっと困ったことをシェアしあう。一人の方に語り役になってもらい、エピソードを聞いていく。ゆっくりていねいに聞いて、文章に書き取って、意見と事実に分ける。事実の中から、語ってくれた人と相手役のパーソナルストレングスをみんなで出し合う。
これだけのワークであるが、語った人はそれぞれに考えを整理され、グループの共同作業を通じ、みんなを仲間だと感じ、自分には能力があると感じられたのではないだろうか。初めての人が半分であったにもかかわらず、みんな前向きに参加し、生き生きと語り合っていたのが印象的であった。
少し感想を載せる。
○一つ一つ階段を昇るように、ていねいに説明していただき、ありがとうございました。ワークも体験できて講義をきくだけでは気づけない事がたくさん学べたと思います。~人は一人一人違う事を実感して帰ることができます。
●今までパセージやワークに出ていますが、すっかり忘れてしまっていることが多かったです。相手をまずは自分から尊敬すること、最初(初対面)の時は尊敬をもって接していても相手の反応などを見るうちに自分とは“合わない”と思い怒りが湧いてくることもあります。相手は“自分とは違う”と頭において、接していければと思います。感情的に拒否になっている時でどうしても接しなければならない時はどうすればよいのか悩みますが・・・今日はありがとうございました。
○今日イライラが多い日でした(夫さんに)。講演を聞いているうちに少しずつ頭の中が整理されていき、後のエピソードの勉強をしている時に、先生が違う方のですがアドバイスを聞いているうちに、イライラをぶつけるだけでなく、違う方法はないものかと考えてみてようと思いました。今日の講演に参加を許してくれた夫さんに感謝できました。先生ありがとうございました。
●初めての参加でしたが、大変勉強になりました。頭では解っていても実践には努力を要することばかりですが、少しでもおだやかな人間関係を作るために心がけようと思いました。また仕事においても役立つ事柄が沢山ありました。“接遇”にも共通する部分があるように思うアドラー心理学を今後より深く学びたいと思います。
○「よい人間関係」という言葉に興味を持ち参加させていただきました。子育て、夫、職場にと周りが幸せになれるよう今回の講義を生かしていこうと思います。最後は子育ての参考になる具体的なフォローもしていただき、ありがとうございました。先生もやわらかい雰囲気の方で素直に聞き入ることが出来ました。
●人を幸せにする人間関係を作ろうとするには、まずは自分が幸せでないと人の話を聴けないことがわかりました。今相手の話を聴いているようで理解できないのは、自分自身に自信を持てない為、その耳がないんだと思いました。日々自分の行った事を振り返り、できた事(少しでも)自分をほめて勇気づけしてあげたくなりました。自分のためと相手のためにも。
○たわいもないエピソードの中にもたくさんのヒントがいっぱい詰まっているんですね。自分の体験をもとに話すのは少々恥ずかしかったですが、とても勉強になりました。遠くからのわざわざ来て頂いてお疲れさまでした。ありがとうございました。とっても分かりやすかったです。
●大竹先生。今日はありがとうございました。先生はすらっとしてすっとしていてとてもステキでした。私はやっぱりワークが大好きでした。何度やっても何度もやりたくなります。はじめての方も「話すって難しいー」と言いながら一生懸命に話してくれていて嬉しかったです。一人でも多くの仲間が増えるといいなと思いました。今日は本当にありがとうございました。
講師は、日本アドラー心理学会認定カウンセラー、心療内科医師、大竹優子氏。
34人の参加があった。最初にブレインストーミングのゲームをする。みんながすっかり和んだところでお話が始まる。

人は誰でも、良い人間関係を作りたいと願っている。でも実生活上ではいろんな出来事があってなかなかうまくいかない。「参加した皆さんは。良い人間関係を作りたいと思って参加しているんですね」と、目標の一致をしてからお話しが始まった。
はじめての方が半数の中、ゆっくりと、ていねいにお話が進んで行く。
まずは、アドラー心理学で考える人間関係は2つであること。それは『縦の関係』と『横の関係』の人間関係で、アドラー心理学では『横の関係』の人間関係を作ることを勧めているということ。
そして、良い人間関係=横の関係を作るためのポイントは4つあること。
1.見直し(相互尊敬)
2.信じ合い(相互信頼)
3.助け合い(協力)
4.行き先を決める(目標の一致)
1から4までのそれぞれについて、具体的な対話例をもとに、二人組で話し役と聞き役になってロールプレイをする。実際に言われた身になって、尊敬すること、信頼すること、協力すること、目標を一致することを実感しながら、理解を深めていく。
一つ一つの対話例に説明がつき、そこに出てくる「開いた質問と閉じた質問」、「レポートとエピソード」、「勇気づけ」、「共同体感覚」、「パーソナルストレングス」などへと話が行く。
この構成が実に美しい。横の人間関係を縦軸にして、対話例を出しながら、アドラー心理学のキー概念を織り交ぜていく。午前の最後は、パーソナルストレングスを出し合うワークでしめくくる。
午後のはじまり、アルフレッド・アドラーについて、彼が生きた時代背景とともに語る。アドラーは、激動の時代に生きた。貧困や戦争、民族差別を体験する中で、どのような思いで、人と人との良い人間関係を大切にしようとしたのかということが伝ってくるお話しであった。
そして、エピソードを聞くワーク。

まずは、グループに分かれる。最近あったちょっと困ったことをシェアしあう。一人の方に語り役になってもらい、エピソードを聞いていく。ゆっくりていねいに聞いて、文章に書き取って、意見と事実に分ける。事実の中から、語ってくれた人と相手役のパーソナルストレングスをみんなで出し合う。
これだけのワークであるが、語った人はそれぞれに考えを整理され、グループの共同作業を通じ、みんなを仲間だと感じ、自分には能力があると感じられたのではないだろうか。初めての人が半分であったにもかかわらず、みんな前向きに参加し、生き生きと語り合っていたのが印象的であった。
少し感想を載せる。
○一つ一つ階段を昇るように、ていねいに説明していただき、ありがとうございました。ワークも体験できて講義をきくだけでは気づけない事がたくさん学べたと思います。~人は一人一人違う事を実感して帰ることができます。
●今までパセージやワークに出ていますが、すっかり忘れてしまっていることが多かったです。相手をまずは自分から尊敬すること、最初(初対面)の時は尊敬をもって接していても相手の反応などを見るうちに自分とは“合わない”と思い怒りが湧いてくることもあります。相手は“自分とは違う”と頭において、接していければと思います。感情的に拒否になっている時でどうしても接しなければならない時はどうすればよいのか悩みますが・・・今日はありがとうございました。
○今日イライラが多い日でした(夫さんに)。講演を聞いているうちに少しずつ頭の中が整理されていき、後のエピソードの勉強をしている時に、先生が違う方のですがアドバイスを聞いているうちに、イライラをぶつけるだけでなく、違う方法はないものかと考えてみてようと思いました。今日の講演に参加を許してくれた夫さんに感謝できました。先生ありがとうございました。
●初めての参加でしたが、大変勉強になりました。頭では解っていても実践には努力を要することばかりですが、少しでもおだやかな人間関係を作るために心がけようと思いました。また仕事においても役立つ事柄が沢山ありました。“接遇”にも共通する部分があるように思うアドラー心理学を今後より深く学びたいと思います。
○「よい人間関係」という言葉に興味を持ち参加させていただきました。子育て、夫、職場にと周りが幸せになれるよう今回の講義を生かしていこうと思います。最後は子育ての参考になる具体的なフォローもしていただき、ありがとうございました。先生もやわらかい雰囲気の方で素直に聞き入ることが出来ました。
●人を幸せにする人間関係を作ろうとするには、まずは自分が幸せでないと人の話を聴けないことがわかりました。今相手の話を聴いているようで理解できないのは、自分自身に自信を持てない為、その耳がないんだと思いました。日々自分の行った事を振り返り、できた事(少しでも)自分をほめて勇気づけしてあげたくなりました。自分のためと相手のためにも。
○たわいもないエピソードの中にもたくさんのヒントがいっぱい詰まっているんですね。自分の体験をもとに話すのは少々恥ずかしかったですが、とても勉強になりました。遠くからのわざわざ来て頂いてお疲れさまでした。ありがとうございました。とっても分かりやすかったです。
●大竹先生。今日はありがとうございました。先生はすらっとしてすっとしていてとてもステキでした。私はやっぱりワークが大好きでした。何度やっても何度もやりたくなります。はじめての方も「話すって難しいー」と言いながら一生懸命に話してくれていて嬉しかったです。一人でも多くの仲間が増えるといいなと思いました。今日は本当にありがとうございました。
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