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心豊かな発達のために

子育て講座のびのび「心豊かな発達のために」。私の担当だ。

こころゆたかに

毎年の恒例になってきた。テーマは同じだし、結論も同じだが、少し切り口を変える。基本はアドラー心理学の考え方だ。

まず、人生における3つの課題~仕事のタスク、交友のタスク、愛のタスクを説明する。いつでも課題はやってくる。人生は大波小波の連続で、楽をして生きることはできない。波を乗り越える力をつけることが必要だ。

人は社会的な存在なので、他者と関わりも持った時に前向きに生きる力が生まれる。他者との関わりは、受け身ではなく、人の役に立とうとする能動的ものである必要がある。

どうしたら、前向きに波を乗り越えていける力をつけることができるのか?「自分を好きになること」「人を好きになること」「仕事を好きになること」この3つを考える。

自分を好きになるためには、自分のパーソナルストレングス(力や能力)を考え、どうすれば自分の持っている力を人の役に立てることができるのかを考える。自分に何が与えられているのかではなく、与えられているものをどう使うのかを考えること。

人を好きになるためには、まず他者は自分の思い通りにならないことを知る。だからこわいのか?ではなく、だからこそ面白いのだということを知る。そのためには、ぶつかり合う経験が大切。

仕事を好きになるためには、小さい時から人の役に立つ経験をたくさん積み上げていくこと。

具体的には、「ともに遊び、ともに働き、ともに話し合う」。

まずは楽しいことから:一人で遊ぶのではなく、他者(まずは親)とともにたくさん遊ぶこと、そして、他者(まずは親)とともにたくさん働くこと。(今の子どもたちの不幸の一つは、家庭電化によって家の仕事から解放されていること)それによって関わることの楽しさ、豊かさを経験する。そして話し合うこと。言葉に出して表現し、議論することを通じて、「話せばわかる」という経験を積むこと。

以上が、心豊かな発達を支えていくのだというお話をした。
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急変に対応して

しばらくお休みしていた昼休み学習会を復活させた。今回のテーマは「急変時対応マニュアル」

学習会

先日行ったBLS講習会を受けて、院内・院外での急変に対応するためのマニュアルを作ることにした。作ったマニュアルをスタッフに説明した。はるっこでの預かりの時にも、処置室で点滴や注射をしているときにでも、いつでも急変に出くわすことがある。マニュアル化するだけではなく、実際の場面に即してロールプレイも何回かやっておいたほうがいい。さっと体が動けるようになるためにね。

これはわかるよ

昼休みに突然呼ばれた。「鳥が来てるよ~~」とのこと。望遠に付け替えてカメラを持って療養指導室へ一目散。
「あそこあそこ」、「ここから見るとよく見える」と、みんな協力的。「うまく撮れた」「やったー」と大騒ぎ。

アカゲラ1

アカゲラ2

これなら、わかるよ。アカゲラだね。まるで、図鑑のようにしっかりした写真が撮れた。

体を自愛する

前回のチェアエクササイズが好評だったので、定期的に来てもらうことにした。今回はその2回目。

チェアエクセ1

今回は、体をほぐすだけじゃなくて、筋トレも加わった。といっても、ふくらはぎと腹横筋を鍛える簡単なトレーニング。でも、健康を維持するためには欠かせないところだ。

チェアエクセ2

夕方には、下肢の内転筋がつりそうになった。普段あまり使っていないということだね。少しずつ体を鍛えていこうと思う。

白いリス?

時に自然は、おもしろい造作をする。

IMG_2509.jpg

まるで、白いリスだ。
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プロフィール

はる

Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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