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心豊かな育ちのために

嘱託をしている通園施設でお話をした。テーマは「心豊かな育ちのために」。

うみのほし

人間は社会的な存在である。常に人は所属への基本的な欲求を持っている。所属が満足できた時に、意欲的に、前向きに、健康的になれる。つまり心豊かな育ちのためには、共同体に能動的にかかわれる力を育てることが大切になってくる。

そこで、私たちの子育ての目標として、
○社会性を育てること~行動面の目標として
    「自立する」
    「社会と調和する」
○過剰な劣等感を抱かせないこと~心理面の目標として
    「自分には能力がある」
    「人々は仲間だ」
を考える。

それに向かうために、日々どのように子どもと関わって行くのか?
まずは、親と子の関係を考える。大切なのは、
「親子が尊敬し合う関係」
「親子が信頼し合う関係」
「親子が協力し合う関係」
「親子が目標を共有する関係」

それを作って行くために、まずは、子どもの問題行動に注目するのをやめ、子どもの好ましい行動に注目するようにする。そうすると、子どもを評価し、喜び、認めることが増えていく→子どもは自信が回復し、意欲が出る→子どもの好ましい行動が増える→親が自信を回復し、余裕が持てるようになる→子どもの好ましい行動が見えてくる、といういい循環が回るようになる。

そういういい循環の中から、子どもが「自分には能力がある」「人々(お母さん)は仲間だ」と思える場面が増えていき、自立し、社会と調和して行けるようになる。それが豊かな育ちと言えるのだと思う。

おおむねこのようなお話をした。短い時間であったが、みんな真剣に聞いてくれた。また、二つほど子どもの行動に関しての心配事の質問があり、具体的な事例に沿って、豊かな子育てについて一緒に考えることができた。
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Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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