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病児保育学会

お休みをいただいて、全国病児保育研究大会に参加した。

はるっこのスタッフも一緒だ。
びょうほがっかい

2年前、病児保育建設の準備のために参加して以来2回目の参加だ。今回は昨年12月にはるっこ開設してからの参加なので、見るもの聞くものすべて切実な問題ばかりだと感じた。

子どもの病気に対応するだけではなくて、子どもたちの豊かな成長・発達を支援したいというのが、クリニック創設からの一貫した考えだ。病児保育開設は、子育て支援のための一つのステップと考えていたが、今回病児保育研究大会に参加して、このステップがとてもとても大きなステップであることを実感した。

普通の保育園との違いは、少人数保育であること、異年齢保育になること、病児さん相手なので子どもの状態に合わせた保育を臨機応変に展開しなければいけないこと。その制約がかえって、保育や看護を細やかにかつ深く追求していくきっかけになるのだ。

全国には1500に及ぶ病児・病後児保育所がある。今回の研究大会にも、たくさんの参加者があった(4~500名くらい?)。医師・看護師の参加はもとより、一番多かったのは保育士だ。参加した保育士の方々が、みんなとてもいい笑顔をしていた。こんなにいっぱいの人たちが、熱心に病児保育にかかわって、日々実践しているのかと思うと、それだけでも胸が熱くなった。

はるっこのスタッフもそれぞれに持ち帰ったものがあったようだ。これから、ますます自信を持って、はるっこでの実践を進めていける元気をもらった大会であった。

子どもの気を引きながら

今日は嘱託医をしている保育園の健診だ。
早めについたら、お昼寝を早く終えた子どもが玄関でお迎えしてくれた。

あおいとり

なぜか二人とも機嫌よく、よそ者の私たちを温かく迎え入れてくれた。指遊びで、ちょっと子どもたちの気を引く。私を気に入ってくれたのか、このあと健診を行う部屋まで、手をつないで歩いてくれた。

ささやかなことだが、ちょっとうれしい。

美しく見せるためのベッドメイキング

恒例の職員学習会。今日のテーマは、「美しく見せるためのベッドメイキング」。

ベッドメーク

今回担当した職員は、最初に「美しさ」を定義した。「美しさ」とは、『清潔感』のことで、『清潔感』とは、「清潔であり、かつ、きちんとしている感じ」のことだ。まさに、クリニックに必要不可欠のものだ。

1)ゴミやくず(毛玉)、髪の毛が落ちていない
2)シーツやタオルのふちが直線でベッド上面と平行になっている
3)布地にしわや波がない

この3つに沿って、「美しく仕上げるこつ」を実習した。「美しい」というのは主観的な表現なので、こういう学習を通じて、スタッフみんなが共通の理解、共通の基盤を持つことがとても大切なのだと思う。

スタッフそれぞれが自分の持ち味を生かして、学習会の講師を務めてくれるのがありがたい。

土の恵み

はるっこばたけからの収穫。
第一段は、ラディッシュ。

しゅうかく

ミニトマトもずいぶんふくらんできてる。

収穫した子どもたちもほくほく。わざわざ私に届けてくれたりする。うれしいね。

おみやげ


からすにつつかれたりして形は悪いけど、安全だよ。さっそくサラダにしていただいた。まさに土の恵みだ。

たけ~にたんざくたなばたまつり♪

今日は子どもたちの待ちに待った七夕の日。空は曇り空、雨が降らなかったのはさいわいだが、織姫と彦星が天の川を渡れずに泣いているかもしれないなんていうこととは関係なく、地上では子どもたちが大はしゃぎ。

たなばた1

今年もクリニックでは、遊びの広場を用意した。七夕の歌を歌うステージとおもちゃのマイク、はる先生とじゃんけん、ボーリング、ヨーヨー釣り、せいこちゃんとテニス。

ゲームに勝った時の商品は、なんと「担当者との握手とみんなからの賞賛」。最初聞くとがくっとくる子もいるけど、意外に受けている。これが、はるこどもクリニック流だ。なにせ、「自分には能力がある」「人々は仲間だ」を実践しているクリニックだから。

たなばた2

スタッフも楽しく働いた。子どもたちの真剣さと笑顔と汗と体からあふれる若いエネルギーを間近にしてみんなも若返った気分。

たなばた3


私の書いた短冊は、「はるこどもクリニックがみんなの癒しの場になりますように」。きっと願いは天に届いたことだろう。
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プロフィール

はる

Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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