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子育てに生かすソーシャルワーク

今日は、子育てサポーター養成講座の2回目。テーマは「子育てに生かすソーシャルワーク」、講師は野村俊之氏(社会福祉士、精神保健福祉士、不登校相談情報センター南北海道代表、はこだて若者サポートステーション専門相談員)

さぽよ2

昨年好評だったので、今年の講座にも是非にとお願いした。野村氏は、同じ話だからと謙遜していたが、何度聞いてもいい話はいい。同じ話でも、聞くたびに学ぶ内容が異なってくる。聞くほうの問題意識も変わるからだ。

バイステックの「ケースワークの原則」というのを引用する。
原則1「クライエントを個人としてとらえる」(個別化)
原則2「クライエントの感情表現を大切にする」(意図的な感情表現)
原則3「クライエントに接する人は自分の感情を自覚して吟味する」(統制された情緒関与)
原則4「クライエントを丸ごと受け止める」(受容)
原則5「クライエントを自分の価値観に基づいて非難しない」(非審判的態度)
原則6「クライエントの自己決定を促し尊重する」(自己決定の尊重)
原則7「クライエントの秘密を保持して信頼感を醸成する」(秘密保持)
福祉の分野で言われていることと、心理学の分野で言われていることと、若干言い回しが違っても同じような内容であることにあらためて感心する。

サポーター養成講座では、講座を始める前に簡単なゲームをする。今回は、出身地ごとに並び、それぞれ小さいときになりたかったものと生まれ変わったらなりたいものを話してもらった。
げーむ

こうやって、参加者同士がつながっていくというのも、この連続講座の一つの目標だ。
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Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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