はるっこで事例検討会

病児保育所はるっこで、初の事例検討会を行った。保育士さんだけじゃなく、看護師も事務も参加してくれた。外来の待合室でも、親子とのやり取りがあるので、一緒に参加してくれるのはとてもありがたいことだ。

ケース検討

まずは、私たちの子育ての目標を確認しあう。
わたしたちがめざすのは、パセージの1ページ。
子どもたちには、
「自立する」ように、
「社会と調和する」ように
なって欲しいと願う。

それを実現するために、子どもたちには、
「自分には能力がある」
「人々は仲間だ」
と思えるようになってほしい。

だから、はるっこでの保育の指標は、私たちがどんな働きかけをしたら、子どもが「自分には能力がある」と思えるようになるか、「人々は仲間だ」と思えるようになるかだ。

今回の事例は、「預かっている子どもどうしがおもちゃの取り合いをしたとき」に、保育士がした働きかけについてだ。ここは、アドラーの学習会で培ったお家芸のロールプレイをする。A君、B君と保育士Cの役割をもらって、その場面を演じて見る。

はじめに実際に保育の現場で、保育士が働きかけたやり方をしてみる。子ども役の感想を聞いて、上の目標に向かっているか点検する。その後みんなで意見を出し合い、別のやり方を考える。二回目のロールプレイでは、子ども役の人が、思わずあったかい気持ちになったと感嘆の声をあげた。

やっぱりロールプレイは、気づきをたくさん与えてくれる。こうやって、保育士同士、また他の職種も含めて、みんなで話し合い、共通の認識を作って行くことが大切だ。


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のびのび第2回

今年度ののびのび講座の第2回「子どもの行動で困っている方へ」
講師は発達障害支援センターの高橋実花氏。

のびのび2

個人的には、実花先生のお話の導入で、「親が笑顔でいることが子どもに一番いい影響を与える」という事を強調していたのが一番印象に残っている。障害を持つ子の親たちとたくさん出会ってきた実花先生の言葉なので、とても重みがある。当たり前のことだけど、つい忘れて、親だからもっとしっかりしなければと、肩ひじを張って、しかめ面をして育児をしてしまう。

実花先生は、お母さん方を決して非難しない。それどころか、お母さんは我が子の専門家だ、と言い切る。病気のことや障害のことに関する専門家はいるけど、その子のことを一番わかっているのは、お母さんなんだ。もっと自信を持っていいんだよという。

実花先生に出会えたお母さんは本当に幸せだと思う。

参加者の感想文を転記しよう。

○みか先生今日もありがとうございました。「とにかくほめよう!」と「何をすればよいのか、わかりやすく示そう」を子どもに合わせて上手に使ってみたいと思います。一般参加の方からのたくさんの質問や感想もとても心に残りました。

○今日初めて参加させていただきました。“お母さんの笑顔”の話、当たり前のようであまり笑顔で過ごせる余裕もなったりしたので、はっとしました。ステキなお話、参考になる話聞けて良かったです。高橋先生ありがとうございました。

○お話を聞いて、モヤモヤしていた気持ちがスッキリしました。「私が専門家」と「ほめる」気持ちを忘れずにしていきたいと思います。ありがとうございました。

○たくさんの知人に今回の先生のお話を伝えたいです。とても参考になりました。ありがとうございました。

○子育てのことを友達ではなく他の人に相談することがあまりなかったのですが、専門家の方などに相談してもいいと知りとても気が楽になりました。ありがとうございました。




みんなで種まき

まんぼうくらぶ主催の「みんなでたねまき♪」
病児保育所はるっこの隣に、小さな畑を作った。
ここは、親子の体験行事に格好の場所だ。

たねまき1 はたけ

植物を育てるのは、子育てとつながるところがある。
促成栽培はできない。
いい土とたっぷりの水とおひさまがあればいい。
風の時も雨の時も、見守ってあげる、
雑草が伸びたり、枝が込み合ってきたらちょっと手をかける。
あとは植物が自分の力でぐんぐん伸びていく。

小さな種が育ち、大きな実になり、実ったものをみんなでいただく。
それが自分たちの“生命”になる。
土に触れ、種に触れ、自然の恵みと命の不思議を子どもと一緒に体験する。
ともに汗して働き、体験をともにし、喜びを分かち合う。

まさにまんぼう行事にふさわしい。

たねまき2 たねまき3

たねまき4 たねまき5

たねまき6 たねまき7

今日も子どもたちのたくさんの笑顔を見ることができた。

子育てに生かすソーシャルワーク

今日は、子育てサポーター養成講座の2回目。テーマは「子育てに生かすソーシャルワーク」、講師は野村俊之氏(社会福祉士、精神保健福祉士、不登校相談情報センター南北海道代表、はこだて若者サポートステーション専門相談員)

さぽよ2

昨年好評だったので、今年の講座にも是非にとお願いした。野村氏は、同じ話だからと謙遜していたが、何度聞いてもいい話はいい。同じ話でも、聞くたびに学ぶ内容が異なってくる。聞くほうの問題意識も変わるからだ。

バイステックの「ケースワークの原則」というのを引用する。
原則1「クライエントを個人としてとらえる」(個別化)
原則2「クライエントの感情表現を大切にする」(意図的な感情表現)
原則3「クライエントに接する人は自分の感情を自覚して吟味する」(統制された情緒関与)
原則4「クライエントを丸ごと受け止める」(受容)
原則5「クライエントを自分の価値観に基づいて非難しない」(非審判的態度)
原則6「クライエントの自己決定を促し尊重する」(自己決定の尊重)
原則7「クライエントの秘密を保持して信頼感を醸成する」(秘密保持)
福祉の分野で言われていることと、心理学の分野で言われていることと、若干言い回しが違っても同じような内容であることにあらためて感心する。

サポーター養成講座では、講座を始める前に簡単なゲームをする。今回は、出身地ごとに並び、それぞれ小さいときになりたかったものと生まれ変わったらなりたいものを話してもらった。
げーむ

こうやって、参加者同士がつながっていくというのも、この連続講座の一つの目標だ。

春を満喫

久しぶりに時間が空いたので、クリニックの周りの散策を楽しんだ。
もうすっかり初夏の陽射しだ。
雑草探検隊、いっぱいいっぱいみつけて大満足。
帰ってから、インターネットで調べてみた。
名前が少しずつ分かっていくのが楽しい。

かきどおし おどりこそう おどりこそう
 カキドオシ     オドリコソウ     オドリコソウ(紫のまだら入り)

えんれいそう すみれ つるにちにちそう
 エンレイソウ    スミレ         ニチニチソウ
            (エゾノタチスボスミレ?) 

くさのおう しゃく むらさきけまん
 クサノオウ     シャク         ムラサキケマン

やまあじさい ひとりしずか しゃくはち 
シロバナコアジサイ  ヒトリシズカ   アオマムシグサ
  (?)

ざっそう りんご むしのたまご
 ハコベ        リンゴの花    虫の卵~何の虫でしょう?

つづじ
 八重咲のつつじ
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はる

Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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