のびのび第1回

今年度第一回目ののびのび子育て講座。今日のテーマは、「健康を支える3つの力」。

のびのび1

子どもたちの病気が様変わりしている。感染症が減り、軽症化するとともに、アレルギー、成人病の若年化、心身関連疾患や不健康状態が増えている。これらは、子どもたちの生活と関連がある。単に病院に来る子どもたちを見ているだけではなくて、地域の中で、子どもたちの生活まるごと考えていかなければならない。

子どもたちの健康を支えていくのに、3つの力に注目する。体の力、調節の力、心の力だ。体の力は、食生活を充実することと、体を動かすこと。調節の力は、メリハリのある生活をして自律神経を鍛えること。心の力は、所属感と貢献感を増すような働きかけ(勇気づけ)をして前向きに生きる力をつけること。

具体的には、ともに遊ぶこと、ともに働くこと、ともに話しあうこと。毎度お馴染みの話ではあるが、聞いてくれる人が変わると話の重点が変わる、説明のためにとりあげる例も変わる。いつも聞いてくれてる人から、新鮮な気持ちで聞けると言われた。ありがたいことだ。
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みんなでピクニック

新年度になって最初のまんぼう行事「みんなでぴくにっく」。
新人スタッフの歓迎会も兼ねている。
当初は、匠の森でという予定であったが、雪のため開園が遅れているということで、四季の森で行った。

クリニックのHPに、詳しい。クリニック行事報告

まんぼう2

陽射しはあたたかだが、風は冷たい。
子どもは風の子、冷たい風ももろともせず、いっぱい駆け回る。
いっぱい遊んだあとは、バーベキューで、お腹いっぱいに。

まんぼう1

心も体も満足した一日であった。

まんぼう3


子育て支援で大切なこと

昨年好評だった、子育てサポーター養成講座を今年も開講する(サポーター養成講座)

開校式に続いて、第1回「子育て支援で大切なこと」を私が担当した。
子育てサポーター養成講座の基調となるものだ。

さぽよ

「子育て支援で大切なこと」
人間とはどういう存在か?
第1に「人間は社会的な存在」である。社会的というのは、単に集団で生活し、ものを分かち合うだけではない。人間は、仕事を分かち合う。太古の昔から、人はそれぞれの特性を生かし、役割分担し、協力し合って生きてきた。だから、人はいつも所属を求めている。そこにいればいいという受動的な所属ではなく、お互いに貢献し合うということだ。
第2に「人間はクリエイティブな存在」である。
人間は、本能や欲動に突き動かされて生きているのではない。いつも目標に向かって、前向きに、まわりの環境を作り変えて生きている。生物学的には生存を目標に、社会的には所属を目標にして。感情に突き動かされて仕方なくある行動をするのではなく、個人の目標追求のために感情を含めた知性や身体を使ってある行動をする。

人を援助することは、そのこと自体が「つながりたい」「他者に貢献したい」欲求である。それはとても大切なことだ。しかし、時に自己の目標追求のあまり、お節介のしすぎになってしまうことがある。

援助するにあたって、相談者と援助との関係性が問われる。相手を自分とは異なった価値、世界観をもった一個の人格として尊敬すること。相手が問題を自分で解決する能力を持っていることを信頼すること。それぞれの役割を認識しあい、一致するところで協力することが大切だ。

援助する方向性は、「勇気づけ」。問題をかかえるのは、その人のなかで「所属」が危機になっているから。他者への信頼と自分への信頼を取り戻したときに、人は、所属感と貢献感を満足させ、主体性を取り戻すことができる。自分が変えられるものは自分だけ、他者を変えることはできない。自分を主語に問題を語り直せた時に、人は、前向きに生きる力を得る。


うちのクリニックが目指しているのは、病気の子どもを治療するだけではなく、子どもたちの豊かな育ちを地域に広げるための基地になることだ。私が実践している子育て支援は、アドラー心理学の理論と思想を基盤にしている。その考え方を多くの人に知ってもらいたい。この考え方が広まることによって、この地域が、子どもにとっても、大人にとってもより住みよいところになっていくことを願っている。

乳児健診の流れを確認する

恒例の10分間学習会。
今日のテーマは、「乳児健診の流れを確認する」。

学習会

新人さんもいるので、全体で乳児健診の流れを順に追って確認した。日頃、乳児健診をやっていて、改善したいこと、工夫したいことなど、話が盛りだくさんになった。各月齢ごとの観察のポイントなど、もう少し時間をかけて煮詰めていきたい。ついできていると思ってしまうが、こうやって改めて話し合ってみると、まだまだ改善の余地があるものだと思う。

めざせ、絵描き

今年度も、月2回子育て相談室はぐはぐを開く。

はぐはぐ

はぐはぐの中で、ベビーマッサージ担当しているお母さんが、とてもすてきなポスターを描いてくれた。
診察室で、その子どもが自慢げに見せてくれたのがこのポスター。
お母さんがポスターを描いているとき一緒に描いてくれたものだ。
部分的にお母さんの書いたパーツがあるけど、それを差し引いても実に味わい深い。
子どもの可能性は無限だ。


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プロフィール

はる

Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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