アレルギー講座
今年度4回目のアレルギー講座があった。

今日のテーマは、「幼稚園・保育園・学校にあがる前に」。最初にアトピー性皮膚炎について、全般的なお話しをした。時には、原点に帰って基本的なお話をすることも大切なことだ。お母さんたちに加えて、看護学生が参加してくれたので、少し熱が入って持ち時間をオーバーした。
最近の報告によると、皮膚バリア機能の障害が、食物アレルギーと密接に関連する。食物アレルギーは、従来考えられていたように、口から入った食品によって感作(その物質でアレルギーを起こすようになること)されるのではなく、バリア機能が障害された皮膚から侵入した食物によって感作されるのではないかというのだ。例えば、卵アレルギーは、卵をたくさんとったからなるのではなく、よだれなどで荒れた顔の皮膚に卵がついたことによって起こされるのではないかということだ。
逆に、口から入った食品は、耐性(アレルギーが起きにくくなる)を誘導する。つまり、乳児期のスキンケアが食物アレルギーの予防になるということだ。また、過剰な食物除去は、食物アレルギーからの卒業を遅らせる。この辺りのことを強調してお話しした。

後半は例のごとく、アレルギー除去食の実演。今日のメニューは、小麦粉を使わない手作りカレーとアガーで作るココナツミルクゼリー。子どもたちに大受けのメニューだ。


今日のテーマは、「幼稚園・保育園・学校にあがる前に」。最初にアトピー性皮膚炎について、全般的なお話しをした。時には、原点に帰って基本的なお話をすることも大切なことだ。お母さんたちに加えて、看護学生が参加してくれたので、少し熱が入って持ち時間をオーバーした。
最近の報告によると、皮膚バリア機能の障害が、食物アレルギーと密接に関連する。食物アレルギーは、従来考えられていたように、口から入った食品によって感作(その物質でアレルギーを起こすようになること)されるのではなく、バリア機能が障害された皮膚から侵入した食物によって感作されるのではないかというのだ。例えば、卵アレルギーは、卵をたくさんとったからなるのではなく、よだれなどで荒れた顔の皮膚に卵がついたことによって起こされるのではないかということだ。
逆に、口から入った食品は、耐性(アレルギーが起きにくくなる)を誘導する。つまり、乳児期のスキンケアが食物アレルギーの予防になるということだ。また、過剰な食物除去は、食物アレルギーからの卒業を遅らせる。この辺りのことを強調してお話しした。

後半は例のごとく、アレルギー除去食の実演。今日のメニューは、小麦粉を使わない手作りカレーとアガーで作るココナツミルクゼリー。子どもたちに大受けのメニューだ。

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