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のびのび講座

子育て講座のびのび~「子どもの行動で困っている方へ」があった。

講師は、発達障害者支援センターあおいそらの高橋実花氏。いつもながらとてもいい雰囲気で、やさしくお話をしてくださる。参加者から一言ずつ、話してもらう。

のびのび

参加者の一言に対する実花先生のていねいな応答がとてもすてきだ。答えはいつも具体的で実用的だし、何より今子どもができる事を大事にしている。たとえば、30分座ることではなく、まず5分座ることができたら喜びましょうと。そして、お母さん方への視線がとてもやさしい。話の中から、できていることをしっかり見つけて、お母さんちゃんとできているじゃないですかと言葉にして返している。

実花先生ののびのびに参加した人は、みんな明るい表情になって帰っていく。ありがたいことだ。
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練成講座

23日から25日まで、神戸で、二泊三日のアドラー心理学練成講座が行われた。アドラー心理学のカウンセラー向けの合宿講習会だ。

アドラー心理学に基づく治療技法をブラッシュアップするとてもいい機会になる。今回は、カウンセリングの「トピック(エピソード)、ロジック(理論的分析)、レトリック(筋立て)」に焦点を絞った講習会であった。参加者がクライエント役とカウンセラー役になり、前に出て、実際に自分の抱えている問題を相談し、それに答えるという実習形式で行った。

何に困っているのかの話から、エピソードを切り出し、そこから、アドラーの理論に照らし合わせて、カウンセリングの方向性をだし、クライエントに納得してもらうための筋立てをどうするのかまでを、一つのステップごとにていねいに見ていく。

自分のカウンセリングが、いかに自己流に陥っているのかがよくわかった。一つのステップごとに丁寧にやっていくと、ふだんやっているカウンセリングのあらがよく見えてくる。たとえば武道で、一見うまく投げられているように見えるが、それは力任せに投げているのであって、ゆっくりワンステップずつやっていくと、動かし方が雑なので変なところに力が入ってちゃんと投げられないのとよく似ている。基本中の基本からていねいに練習することの大切さを実感することができた。

今回の講習で学んだことを明日からの相談に生かしていきたいと思う。

パセージフォロー

上ノ国でアドラーの学習会の定例会があった。
参加した人それぞれの近況を語り合う。

最近、子どもがとても落ち着いている。それは、自分があまりうるさく言わなくなったからで、この学習会に参加しているおかげだという話をしてくれた方がいた。とてもうれしい。1時間半かけて出かけて行っている意味がある。

子どもの宿題の話になった。せっかくだからと、パセージのテキストを使って点検していった。こんな時、テキストはとても役に立つ。自分のところもそうだったとか、そもそも学校の宿題はとかというふうに、話が流れてしまうことなく、一本の芯が通っていて話がぶれない。親として何を考えるべきなのか、何をすべきかをきっちりとおさえることができる。

久しぶりにパセージにどっぷりつかった感じで、とてもすっきりした。

はるっこ

病児保育所はるっこの建設工事が始まった。

はるっこ工事

奇しくも、工事開始が開院記念日9月15日に重なった。幸運なめぐりあわせに感謝する。当初は、9月開所を目指していたが、震災の影響で資材が調達できず、ようやく今工事に着手できた。4月からあちこち宣伝していたので、首を長くしていた方も多かっただろう。12月開設を目指して、順調に工事が進むことを祈る。

しばらく、駐車場が狭くなり、工事の騒音もうるさくなり、来院される方に迷惑をかけてしまうことだろう。しばしのご辛抱をお願いする。

2周年を迎えて

今日はクリニックの誕生日。

とうとう2周年を迎えた。2年間は、長いようで短い。よくここまでやってこれたと思う。ひたすら、全力疾走で走ってきたような気がする。本当にたくさんの人々に支えられてやって来れた。この場を借りてお礼をもうしあげます。

今日クリニックにくれた方には、まんぼうのキーホルダーをプレゼントした。

まんぼうキー

このキーホルダーは、地域の作業所で作ってもらったものだ。それに手作りの2周年の記念のタグをつける。

まんぼうアップ

この冬、病児保育所『はるっこ』を開設する。いつ・どんな状況でも、子どもたちが適切な援助を受けられるように。お母さんの安心がそのまま子どもの安心になるように。これからもさまざまな行事や活動を通して、子どもたちの笑顔を守り、地域に協力共同の輪を広げていきたい。

夜は、スタッフと隣の薬局と記念の食事会をした。相変わらず、楽しく、にぎやかな集団だ。なにより、スタッフには、一番支えられていると思う。よく私たちのわがままに付き合ってくれている。どんなに感謝してもし足りないくらい。本当に人に恵まれている。

2パーティー

思いを新たに、3年目を歩みだそうと思う。
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プロフィール

はる

Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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