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子育てを支援する

いよいよサポーター養成講座がスタートした。クリニックのスタッフを含めて20人の参加だ。

簡単な開講式のあと、第一回の講座「子育て支援に大切なこと」と題して、私がお話しした。

サポ養

今回のサポーター養成講座は、私たちの目指す子育て支援活動を一緒に担ってくれる人材の育成が一番の目的だ。第一回目の今日は、私たちの活動を貫き通す理念を語る。当然ながらその骨格はアドラー心理学だ。

私がアドラー心理学から受けついだものを語る。一番強調したいのは、「人とはクリエイティブな存在だ」ということ。人を支援するときに一番陥りやすいのは、「私は大丈夫な人、あなたはかわいそうな人」という関係。アドラー心理学の思想と理論を使って、そこからいかに脱却するかという話をした。

アドラー心理学では、「すべての行動は劣等感の補償」と考える。生まれたときはみな平等の位置にいるのに、外界とのかかわりの中で自分を劣等の存在と見るようになる。客観的に劣等なのではなくて、主観的に、仮想として、劣等だと思う。そこから逃れようとして、ある仮想的な優越目標を立て、そこに向かうように懸命に努力する。

問題を抱えたときも、人は常に主体的に乗り越えようとする。「悪いあの人、かわいそうな私」~どこか外に原因を求め、やむなくその状態に自分がおとしめられていると考えると不幸になる。「私にできることは何か?」自分の主体性を失っていないときには、たとえ大変な状況の中にいても、不幸ではない。

だから、世の中にかわいそうな人はいない。サポーターの役割は、クライエント(親も、子どもも)が自分の人生の主人公になれるように援助することだ。その第一歩は、「相談的人間関係の樹立」~クライエントを尊敬し、信頼するところから始まる。

今日は、大きな骨格になる部分を話したので、やや小難しい話になってしまった。でも、みんな熱心に聴いてくれたし、とてもいい感想を寄せてくれた。これからの半年間が楽しみだ。

面映いが寄せられた感想を載せておく。
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Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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