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野草の名前発見

しばらく前から、クリニックの周りに咲いている野草が気になっていた。
とてもかわいらしい紫の花が、クリニックと隣の芝生の間にびっしりと生い茂っている。

野草

インターネットで調べてみた。
全く名前がわからないので、片端から写真を開いて見比べてみる。

あった~~♪ちょっと感激。
「カキドオシ」という名前だ。
名前がわかるとぐっと親しみがわいてくる。

茎が垣根をくぐってぐんぐん伸びるので垣根を通す草と言う意味なのだそうだ。
確かに、たくましい繁殖力だ。

よく見るとクリニックの周りには、野草がいっぱい。
野鳥は、なかなか近くによって観察できないが、野草はじっくりと見ることができる。
しばらく、野草探検隊になろう。
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子育て講座「のびのび」第2弾

5月26日第2回子育て講座「のびのび」のテーマは「子どもの救急」だった。

子どもが急病の時に、家で何ができるのか、どの辺に気をつけたらいいのか、どのような時に病院に行けばいいのかについてお話しした。

まず第1に気をつけること。相手は言葉で十分に表現できない子どもなので、全身状態を観察することが大切だと言う話。すなわちしっかり泣けるか、ちゃんと遊べるか、食欲はあるか、十分眠れるかを見る。それができていれば、たとえ熱が高くても、咳が強くても、他の症状が強くても、あわてることはない。逆に、熱が低くても、他の症状が軽くても、重大な病気のことがある。

次に、症状ごとに、どんなことに注意すればいいのかをお話した。熱、咳、喘息発作、咳、けいれん、腹痛・おう吐、頭痛、やけど、誤飲、外傷、発疹それぞれに対して。

言ってみれば、これらは小児科医の仕事のもっとも本質的な部分。外来で患者さんを前にして、日々繰り返し考えている思考過程を言語化したものと言える。私の十八番(おはこ)の一つ。

後で、少し感想を聞いたら、「わかりやすかった」「子どもを預かっているのでとても役に立った」ということであった。実は、自分でもわかりやすい話だったのではないかと思う。病気のことすべてをお話するのではなくて、注意すべきポイントに的を絞ってお話するようにしている。

<お母さん方に限らず、保育士さんや子育てサポーターの方にも、おすすめのテーマなのです。リクエストがあればお話に行きます。興味ある方はご連絡ください。>

私のパーソナルストレングスは、難しい話を簡単に説明することだと思っている。そういう意味では、地域のかかりつけ医と言うこの仕事が、一番似合っているのだと思う。
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Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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