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Y・Yワークで学ぶ

11月21日22日の二日間、七飯アド研(七飯アドラー心理学研究所)主催で、アドラー心理学のワーク(実習)が行われた。内容は、アドラー心理学のお家芸~ライフスタイル分析のワーク。講師は、大阪と兵庫から二人のエキスパートに来てもらった。アドラー心理学の実践者で、日本アドラー心理学会認定のカウンセラーで、地元だけでなくあちこちでワークの講師を務めていて、私と妻との共通の友人である、北風洋子さんと、大竹優子さん、二人の名前をとってY・Yワーク。そんな二人をいっぺんにお呼びしてのワークは、とてもぜいたくな取り組みだ。

21日は「桃太郎ワーク」、昔話の桃太郎の登場人物に重ね合わせて、自分のいつもやっているパターンを知り、相手役への願いを知り、そしてこれからどうしていくのかの代替案まで知ることができるというもの。残念ながら、仕事の関係で私は参加することができなかった。聞いたところによると、とても盛り上がって、みなさんいろんな気付きがあったらしい。

22日は「アプローチワーク」、今、全国のアドラー心理学コミュニティで一番旬のワークだ。KJ法を応用したライフスタイル分析の手法の一つ。早期回想と言って、小さいころのある日あるところの一度だけの鮮明な思い出を扱う。誰か一人の人(クライエント役)の早期回想を一文ずつカードにして、それをメンバーみんなで自由連想をしたり、議論したりしながら、いくつかのロジック(考え方のすじ)をあぶりだしていく。最後に、クライエントさんが自分にあったロジックを選んでいく。

朝から5時間かけてじっくりと取り組んだ。疲れたけど、とてもおもしろい取り組みであった。自由連想と議論の中で、メンバーさん一人一人のライフスタイルが結構見えてくる。最後にクライエントさんが一本の筋を選ぶ。普段の付き合いの中で、確かにそういうところあるよなと思いつつ、意外な側面も見えたりした。ヨランタが講演の中で言っていた「違いの中で私たちは成長する」という言葉がここでも生きてくる。まさに、違っていることをまざまざと見ることができて、もうひとつ人間理解が進んだのではないかと思う。

最も印象的だったのは、クライエント役の人が、私には論理的に矛盾すると思われるカードを一本のすじとして選んだことだ。その人にとっては、ある時にはこれをとり、ある時には別のこれをとるというのは、論理的に矛盾しないのだ。それぞれのライフスタイル(論理の筋道)が違うというのは知っていたが、論理の展開そのものが違うというのは、とても新鮮な驚きだった。私たちは、アドラー心理学の世界での共通言語に慣れてしまいすぎているのかもしれない。つい、人間関係重視とか課題達成とかに分けて考える癖が付いている。そういうきまりきった目で人を見ると、見誤ることがあるに違いない。もっと虚心坦懐にその人の論理の流れをじっくりと見る必要があるのだなと思った。
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Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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