ちがい万歳!
10月16日~18日お休みをもらって、
日本アドラー心理学会に行ってきた。
開業したばかりで、
しかもちょうどインフルエンザが流行ってきたところで
金、土と休診にするのは、心苦しかった。
でも、今回は学会に参加して本当によかったと思う。
土日に、クリニックを訪ねてくれた方には申し訳なかった。
でも、学会で得たものを、診療に生かすことで、
お返ししようと思う。
今年は、高知市で行われた。
今年のメインは、ラトビアの臨床心理士で、
アドレリアン(アドラー心理学を学ぶ人たちのこと)の
ヨランタさんの講演と、ヨランタさんを交えてのシンポジウムだ。
講演の中で、最も印象に残ったのは、
「似ていることによって私たちはつながり、
異なることによって私たちは成長する」
という言葉だ。
人と人は、似ているところもあるし、異なっていることもある。
ああ、同じだなと思えたときは、相手をとても近くに感じて、
ほっと安心できる。
一方、異なっていると思った時は、つい相手を否定したり、
感情的になったりしてしまいがち。
でも、違うからこそ、
好奇心をもってその人の世界を見に行くことができ、
同時に、違う人と話すことで自分をもっとよく知ることができる。
つまり、違うからこそ人は成長できるんだということ。
これは、私にとってはとても大きな贈り物だ。
ちょうど、クリニックを開いたばかりで、
何人かの職員さんを使う立場になった。
これは家族でも起きることだけど、
つい相手も私と同じように考えたり感じたりすると
思いこんでしまう。
そうすると、感情的に対立してしまったり、
何かわだかまりができたりする。
でも、違うことは成長することだって考える。
違う中でこそ、たくさんものを考えることができ、
たくさん学ぶことができる。
そう、考えると確かにその通りだし、
違っていることがありがたいことだって思える。
私の言ったことが、素直に受け入れられないと、
どうして、受け入れられないのだろう?
私の考えはどこか間違っているのだろうか?
相手は、どんなふうにこのことを考えているのだろう?
お互いにもっと理解しあえるには、なにをすればいいのだろう?
どのように伝えれば分かってもらえるのだろう?
など、いっぱいものを考えることができる。
そのこと自体が私を成長させるのだ。
だから、アドレリアンは言うんだな。
「ちがい万歳!」と。
日本アドラー心理学会に行ってきた。
開業したばかりで、
しかもちょうどインフルエンザが流行ってきたところで
金、土と休診にするのは、心苦しかった。
でも、今回は学会に参加して本当によかったと思う。
土日に、クリニックを訪ねてくれた方には申し訳なかった。
でも、学会で得たものを、診療に生かすことで、
お返ししようと思う。
今年は、高知市で行われた。
今年のメインは、ラトビアの臨床心理士で、
アドレリアン(アドラー心理学を学ぶ人たちのこと)の
ヨランタさんの講演と、ヨランタさんを交えてのシンポジウムだ。
講演の中で、最も印象に残ったのは、
「似ていることによって私たちはつながり、
異なることによって私たちは成長する」
という言葉だ。
人と人は、似ているところもあるし、異なっていることもある。
ああ、同じだなと思えたときは、相手をとても近くに感じて、
ほっと安心できる。
一方、異なっていると思った時は、つい相手を否定したり、
感情的になったりしてしまいがち。
でも、違うからこそ、
好奇心をもってその人の世界を見に行くことができ、
同時に、違う人と話すことで自分をもっとよく知ることができる。
つまり、違うからこそ人は成長できるんだということ。
これは、私にとってはとても大きな贈り物だ。
ちょうど、クリニックを開いたばかりで、
何人かの職員さんを使う立場になった。
これは家族でも起きることだけど、
つい相手も私と同じように考えたり感じたりすると
思いこんでしまう。
そうすると、感情的に対立してしまったり、
何かわだかまりができたりする。
でも、違うことは成長することだって考える。
違う中でこそ、たくさんものを考えることができ、
たくさん学ぶことができる。
そう、考えると確かにその通りだし、
違っていることがありがたいことだって思える。
私の言ったことが、素直に受け入れられないと、
どうして、受け入れられないのだろう?
私の考えはどこか間違っているのだろうか?
相手は、どんなふうにこのことを考えているのだろう?
お互いにもっと理解しあえるには、なにをすればいいのだろう?
どのように伝えれば分かってもらえるのだろう?
など、いっぱいものを考えることができる。
そのこと自体が私を成長させるのだ。
だから、アドレリアンは言うんだな。
「ちがい万歳!」と。
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