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やっぱり医者

昨日は、函館市の急病センターへの出務であった。
次々と、急患がやってくる。
大概は、急に熱が出たのでと心配でやってくる。
全身状態が良好で、診察所見もほぼ正常。
かぜか、インフルエンザかというところ。
症状を抑える薬を出して、一晩様子見ましょうで終わる。

インフルエンザも熱が出てから12時間経たないと、
検査で陽性にならない。
何人かは検査したが、今日は全員陰性だった。
お母さん方はあせって連れてくるのだが、
きちんと説明して、明日また病院へ行きましょうというと
安心して帰られる。

一人の子が、診察している目の前で、ひきつけを起こした。
みるまに診察室の雰囲気が変わる。
けいれんの様子を見ながら、けいれん止めの座薬、
点滴、そしてけいれん止めの注射、酸素吸入と、淡々とこなす。
けいれんは止まったが、精密検査のために二次救急当番病院に転送する。

自ら点滴してけいれん止めの注射までするのは、
本当にひさしぶりのことであった。
しかし、考える前に自然と体が動く。
かつて研修病院で散々経験したことが、
体に染みついているのだ。

こういう救急の現場に身を置くと、
やっぱり、自分は医者なのだとはっきり自覚する。
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Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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