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ちびっこマラソン大会

今日は、スーパー魚長とS&B食品主催のちびっこマラソン大会に、
救護班として参加した。
今年で23回目を数えるなかなか歴史のある大会だ。
今まで日曜日だったのが、急に土曜日になったので、
医師が参加できなくなったという。
まだ、診療の始まっていない私にお鉢が回ってきたのだ。

朝方雨が降っていたのでどうなるかと思ったが、小雨決行という。
開会式が終わるころには、雨はやんで次第にいい天気になってきた。
救護班としては、小雨や曇りのほうが安心ではある。

ただ、走るだけだからたいしたトラブルもないとたかをくくっていたが、
案に相違して意外に忙しい時間をすごした。
まずは、立て続けに転んだといって、
一人は肘を、一人は膝をすりむいてやってきた。
洗って、消毒して、ばんそうこうをはる。
「全然痛くなかった」と誇らしげに一人。
「え~~しみない?その茶色いのつけるの嫌だ~~、
待って、待って」とじたばたする一人。
かわいいものだ。

この調子で転ばれたら、消毒薬(使い捨てでスティック状になっているもの)
が足りなくなるぜと思ったら、転ぶのは低学年のみ。
足を痛めたと言ってきた子の後は、
「具合が悪い」、「気持ち悪い」、「ふらふらする」と次々にやってくる。
みんながんばりすぎ。

普段あまり走らないのに、周りにつられてがんばって走って、
苦しくなる。
顔を真っ赤にして、息が上がっている、もちろん頻脈・・・
タオルで頭と首を冷やして、少し休ませるとすぐによくなる。

総勢650人余りの子どもたちが参加していた。
現代っ子は、外で遊ばなくなって、体を動かさなくなったといわれる。
そのことで、成人病の若年化や自律神経失調、アレルギーの遷延化
が問題になっている。

小児科医としては、こう言う企画は大歓迎だ。
子どもたちは体を動かしたがっている。
それをどんな形で表面化させるのかだ。

結構、お金がかかっている。
企業がこう言うことにお金を使ってくれるのはとてもありがたいことだ。


見よ、子どもたちの一生懸命な姿

ちびっこマラソン
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Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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