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同期会

昨日、大学の同期会があった。
同期会としては、5年ぶり。
しかし、今回は卒業後25年ということで、
精力的に、同期の連絡先を集め、
在籍119名中、66名という大人数を集めた。

う~~ん、とにかくなつかしい。
一見して誰かわからないやつや、全然変わらないやつも。
あっという間に、あのころの記憶が戻ってくる。
「いや、変わらないな~」
「何してたんだよ」
「おめえこそ何してたんだ」

椅子席だったけど、みんな立ち歩いて、
あちこちで談笑の輪ができる。

私は、全然変わらない部類にいるらしい。
かくいう私も、卒業以来25年ぶりの同期会だ。
なかなか日程が合わなかったとはいえ、
同期会に出席しようという意志も強くなかった。

若い時は、仕事を覚えるのに必死だったので、
働き盛りになってからは、目の前の仕事がおもしろかったので、
過去を振り返るということがあまりなかったのだと思う。

そして、今、大きな仕事の転換期にいる。
こんな時に、みんなに会うのも悪くないなと思った。
66名も集まったということは、みんなもそれなりの思いがあるのか。
卒後25年というのは、文字通り一つの節目なのかもしれない。

話はつきない。
過去を振り返ったり、今の仕事を説明したり、
開業医、勤務医、街なか、いなか、
大きな病院、小さな病院、教授、準教授・・・
へえ~お前が、というやつもいる。

なんだろうね、このここちのよさは。
同期会の前に、大学散策ツアーがあった。
あのころ、みんなが学んだ教室がとり壊されるらしい。
旧教室の写真を見せてもらった。
なんだか胸の奥がせつない。

たまに、こんな風に思い出に浸るのも悪くない。
過去に縛られて生きるのではなく、
自分がいま、しっかりとこの地面に根を張って生きている。
そのことを過去からのつながりの中で思い出すということだ。

う~ん、やっぱり人っていいものだよ。
そんな風に思いながら、帰ってきた。
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研修会講師

今日は、「函館市子育て支援ネットワーク」の研修会でお話をさせてもらった。

ネットワーク研修会

以前から、一緒に子育て支援の活動をしてきた友人が、
このネットワークに参加していて、
今回の研修会に、ぜひにと私を推薦してくれたもの。
大変ありがたいことである。

函館市子育てネットワークというのは、昨年新たにつくられたものらしい。
函館市が、従来の縦割り行政をやめて、福祉部や教育委員会にまたがる
子どもの問題全般に取り組む部署として、子ども未来室というものを設置した。
その流れの中で、官民協働で子育て支援を推進することを目的に
作られたものということだ。

子育てにかかわる様々な民間団体が加わっている。
絵本の読み聞かせ、おもちゃライブラリー、婦人団体、
カウンセラークラブ、ファミリーサポートセンター、保育団体・・・

市の人の話では、行政は後ろに回って、なるべく民間団体の人に、
運営にかかわってもらうようにしているとのこと。
今回の研修会も、市の主導ではなくて、
ネットワークの中に研修部を作って、その人たちに全面的にお任せ。

これは、とてもいいことだと思う。
本当は、民間の力でこう言うネットワークを作れればいいのだけど、
なかなか足並みがそろわなかったりする。
官がバックで、民が持っている力を存分に発揮できる。

大人がこうやってネットワークを作って活動することが、
子どもたちへのいい意味でのモデルになる。
団体ごとに、それぞれ少しずつ考え方が違っていても、
共通するところを見つけながら、協力して一つの仕事を成し遂げていく。
競争して他者を押しのけたり、強いものが上から押し付けたりするではなく、
それぞれが自分の力を発揮しながら、協力する・・・
それが、人間の在り方だって思う。


お話のテーマは、
「子どもたちの実態や現状について~小児科医から見た、いまどきのこどもたち」

かいつまんで言うと、
社会が豊かになって、少産少死の時代になり、感染症が減ったが、
代わってアレルギー・小児成人病・心身関連疾患・半健康状態が増えている。
その要因は、子どもの生活の変化にある。
遊びの変化、地域コミュニティーの変化、食生活や大量消費文化の影響・・・

それを変える力は地域にある。
つまり今お話を聞いていてくれているみなさんの肩にかかっている。
どこに力を注ぐかというと、子どもの健康を支える3つの力を鍛意識して、
子どもの生活を見直る~具体的には、「ともに遊び、どもに働き、ともに話し合う」
ことだという結論。

割といつもお話している内容だけど、
今回はスライドにいっぱい、本からの引用データーをのっけた。
それなりに、わかりやすく、迫力があったと思う。
質疑の時間をとっていただいて、しっかり補足もさせてもらった。

今日の参加者は78名とのこと。
うなずいたり、笑ってくれたり、しっかり顔をあげて
聴いてくれたのが印象的だった。
やっぱり、こうやってお話するのが好きなんだよね。
次はどんなお座敷がかかるのか楽しみにしていよう。

電子カルテ特訓ちゅう

昨日から、電子カルテが入って、職員さんみんなで特訓中

電子カルテ特訓中

電子カルテメーカーのユ○マさんから、
美人インストラクターが来てくれて、
一から説明してくれる。

とてもわかりやすい説明で、どんな質問にも、
「待ってました」と生き生きと答えてくれる。
なにしろ、このメーカーの電子カルテが入ったのは、
道南地域で初めてということで、はりきっている。
いや、そういうことではなく、この方のキャラクターか?

楽しく、講義が進む、講義のあとは実習。
本当は、私が一番触らなければいけないのだが、
次々と来客があって、しばしば中座する。
ごみの処理のこととか、広告とか、ベッドが届いたとか・・・
薬屋さんや検査センターの方も、次々と来られる。

そんな中でも、職員さんたちが、みんな和気あいあいと楽しく、
電子カルテの習得に集中してくれるのがうれしい。
よく、職員に苦労するという話を聞くが、
私の場合は、職員に助けられているといえる。
準備のことで、いろいろと気を使って疲れることもあるけど、
この人たちと冗談を言い合っていると、なんだか癒される。

よくこれだけの人たちがそろってくれたなと思う。
「人は城」というけれど、そういう意味では、
彼女らがいてくれると百戦危うからずだね。
(別にどこかと戦うわけじゃないけれど

リフレッシュ

昨日と今日、久しぶりにゆっくりした。
ずっと頭を使ってばかりいたので、体を動かすことにした。
ただ、ぼ~っとするとかえって疲れるからね。

妻が、大阪で研修中なので、必然的に家事をする。
お掃除、庭仕事、洗濯、そして料理。
普段、あんまりしないことをしたほうがいいね。
今朝は、朝ぶろにも入って、すごくいい気分。
天気もよかったので、布団もみ~んな干した。
働いた~~という感じ

昨日は、我が家の庭でとれた野菜を中心に野菜たっぷりカレー。
娘にはたいへん好評だった。
たまたま、遊びに来ていた友人の知り合いの娘さんにも、ご馳走した。
ずっと、礼文・利尻に行っていて、2日がかりで函館に戻ってきた。
青春18きっぷの旅で、すぐフェリーで本州に帰ってしまう。
まあ、せんべつ代わりに、うまいカレーをごちそうできたのはよかった。
料理の腕がいいというより、これは新鮮野菜の力だね。

今年、何を血迷ったか、わが妻は庭に米なすを植えた。
それがまあ、見事になっている。
これを使わない手はないと、インターネットで検索して、
「米なすのとりそぼろあんかけ」なるものに挑戦してみた。

米なすのとりそぼろあんかけ

これがまた、うまい。冷酒に実にあう。
ひょっとして、私は料理の天才かも知れない。
と、心地よい幻想を抱いてねることにしよう

テーマ : 写真日記
ジャンル : 日記

やっと週末

長い1週間だった。
昨日は、一日古巣(元の病院)に戻って、診療した。
ただの小児科医であることのほうが楽だなと思った。

この1週間(月曜日から木曜日)、職員の研修を担当した。
改めて、小児科医療の中身を教える。
私が日々の診療で、どういうところに重点を置いて診断あるいは指導を行うのかを、
職員に知っておいてもらいたいので、基本的なことを教える。
それと、私の診療姿勢のバックボーンとなる、アドラー心理学を教える。

「小児科の特性」「急性上気道炎・急性胃腸炎」「呼吸器疾患」「感染症」
「アドラー心理学の理論」などなど
1回1時間くらい話して、質疑応答して終わる。
職員にはおおむね好評だ。
みんなまじめに聞いてくれる。
話がわかりやすいという~それが私のパーソナルストレングスだね。
でも、朝から、一人でしゃべりっぱなしなのは疲れる。

自分の知識の整理になっていいとは思うが、
あらためて教科書をひっくり返して、
基本的なことを見直しながら資料を作らなければならない。

それだけに集中できればいいのだけど、
合間、合間に、さまざまな業者の人が来る。
備品も、少しずつ搬入されてくるので、それにも対応しなければならない。
いくつか買いそろえるものもあったり、新たな支払いもあったり。

ということで、昨日は家に帰りついて、食事もそこそこに、
ちょっと休息っをと思って布団に入って、気がついたら朝の6時だった。
ふ~~っ、やっぱり疲れているんだね。

なんとなく、気持が張っているので、疲れを自覚しないで来た。
まだ、はじまったばかりなので、体をいたわりながら、ぼちぼちやらなければね。
今日、明日は、のんびりして過ごそう

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プロフィール

はる

Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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