新潟でアドラーを学ぶ

14日から16日まで、新潟で開かれた日本アドラー心理学会総会に参加して来た。

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ここ2年ほど、診療を優先して、総会の方はお休みしていたので、久しぶりの参加となる。やはりアドレリアンの集まりは、心地よい。懐かしい人達と会って、旧交を温める。様々なシンポジウムや研究発表を聞いて、学会のすそ野が広がり、学問的にも実践的にも進歩しているのを感じる。

学会の合間に、弥彦神社にお参りに行った。

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弥彦村は、父方の祖父の出身地だ。小さい頃、一度訪れことがある。残念ながらかすかな記憶しかないのだが。弥彦村を見守ってきた神様にあらためて感謝を申し上げてきた。

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米どころ新潟の風景。コシヒカリのジェラードなるものを食す。

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こちらは、新潟の地酒。名前を「高柳」と言う。7月のいとこ会で存在を知った。限定酒と聞いていたので、新潟に来ても手に入れるのは難しいと思っていた。

なんと総会に参加した友人の夫君が、車で探しに行って、手に入れてきてくれたのだ。蔵まで行ってみたが、お休みだったので、近くの酒屋さんを探したのだと言う。実にありがたい。良い友を持って幸せだ。
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もっと知りたい!アドラー心理学

先日(9/24)、七飯アドラー心理学研究会で、「もっと知りたい!アドラー心理学~特殊講義『共同体感覚』報告会~」を行った。7月末に二日間にわたって盛岡で行われた特殊講義と演習「共同体感覚」、そこに参加した二人のメンバーの報告会だ。

前半は、この講義と演習の時に使われたテキスト「勇気づけの歌」の解説。
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「勇気づけの歌」は、野田先生がアドラー学習者のために作ってくれたもので、全部で50段ある。アドラー心理学の考え方をわかりやすい言葉で書いてあって、毎日お経のように唱えて覚えるように作られている。この頃、アドラー心理学がちょっとブームになり、教科書に書いてあることの一部を取り出して紹介されることもあり、間違って理解される危険があるという。一部を取り出すのではなく、全体としてとらえるために作ってくれたもの。講義の中で一段ずつ解説してくれたものを、聞いてきた二人が丁寧に説明してくれた。時間の関係で、最初の6段だけだったが、短い言葉に込められた思いが伝わってきて、ぜひ、全部の解説を聞きたいものだと思った。

後半は、エピソード分析の演習を行った。

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グループに分かれて、参加者の中から、ちょっと困った出来事を出してもらい。それをエピソード分析のアルゴリズムで解いていく。こちらのグループでは、ある方の親子の話を取り上げて、みんなで話し合いながら、アルゴリズムに沿って、協力的な代替案の提示まで進むことができた。今回の演習では、アドラー心理学で人間関係の困っている問題を解いていく、その醍醐味を味わえたのではないかなと思う。「ぜひ、これでやってみたいと思います」と話を出してくれた人にとっても、いい演習になったようだ。

こんな風に、実践的に学べる機会をこれからも増やしていければと思う。

楽しかったカルーセル

新潟から、アドレリアン小児科医の河内博子さんが来てくれた。札幌での講演会参加の途上に寄ってくれたもの。以前からうちのクリニックを見たかったのだそうだ。せっかくの機会なので、内輪でアドラーのワークショップをやってもらうことにした。

「アートワーク=カルーセル」。カルーセルは、回転木馬・メリーゴーランドのこと。紙と絵筆・クレヨンを置いておいて、リーダーの合図で、ぐるぐる回りながら絵を描いていく。

一つの紙に、回りながら次々とみんなが筆を入れていく。だからカールセルというんだね。この作業が実に面白い。少なくとも私は面白いと思った。中には、描こうと思ったものがどんどん変わっていくのが耐えられないという人もいるかもしれない。自分一人で白い紙に絵を描いていくのは、ちょっとハードルが高い。でも、自分が書いたものに、人が手を加えてくれるので安心して描いていける。そこに、ある意味でライフスタイル、自分の生き方が反映されているのだと思う。次の絵を見ながら、これがどんな風に発展していくのかとワクワクしながら、体で感じ取ったままに絵をつけ足していく。

アートワーク1 アートワーク2

出来上がりは右のよう。自分が書き始めた絵に戻って、すっかり素敵に変わっているのを見て、ちょっと感動した。描いてみての感想を語り合う。

第2部は、自分が気に入った、あるいはピンと来た絵を3枚選び、白板に並べる、並べ方も自分次第。まわりから、この絵を描いた人はどんな人か?ということを推測して、自由に意見を出していくというワーク。

どんな絵を選ぶか、それをどんなふうに並べるのか?にまさにその人が現れているなあと実感する。他の人から、この人はどんな人?という推測を聞くのもまた楽しい。参加したメンバーは、それなりにアドラーを学んでいる人たちばかりなので、それぞれの意見が、実に勇気づけに満ち溢れている。

アートワーク3 アートワーク4

いろんな意見を聞いて、それぞれ気づきがあったのではないかな?最後はみんなで記念撮影。短いけれどとても充実した時間をすごすことができた。

北海道地方会

札幌で、3回目のアドラー心理学会北海道地方会を行った。
 午前の部は、協力を学ぶワーク「アドラブたちの冒険」、
 午後の部は、講義と演習「基礎からわかるアドラー心理学ー基本前提でエピソードをよみとく」

「アドラブたちの冒険」は、自分たちの姿をを見失ったアドラブ村の村人が、、女神さまの導きで冒険に出かけ、様々な困難に出会い、みんなで協力しながら解決していくうちに、自分たちの姿を取り戻すという冒険ゲーム。

地方会1

地方会3


はじめはとまどっていた子どもたちが、次第に物語のなかに入り込んでいく。しっかりとゲームに参加し、積極的に役割を果たしていく。冒険の途中に「協力ゲーム」を織り込み、楽しく遊びながら、「協力」や「貢献」を体感してくれればと考えていたが、案ずる生むがやすし。子どもも大人も楽しく協力を学べたのではないかと思う。

感想の中から:「日々の中で頭ごなしの命令口調にかかわることが多く、日々自生しています。相談する、話し合う、決定権は全員にあるということを改めて学びました。ありがとうございました。」

「基本前提でエピソードをよみとく」は、はじめに基本前提のおさらいをした後、用意した架空のエピソードを使って、「一般的な言い方」と「基本前提に沿った言い方」をグループで話し合って、文章にしていくというワークだ。

地方会2

地方会4

基本に帰って、あらためてアドラー心理学の基礎理論を身に着けるというのがねらいだ。例えば、エピソードを個人の主体性から考える~「私がイライラの感情を使って、子どもに言うことを聞かせようとした」のように。これを個人の主体性、目的論、全体論、社会統合論、仮想論で表現していく。思ったより時間がかかったし、とても難しかったという感想をもらった。3つ用意したエピソードも2つしかできなかった。それでも、4人で話し合いながら、じっくりと基本前提について考えるという貴重な時間を持つことができたのではないかと思う。

感想の中から:「難しいワークでしたが、メンバーの方と、丁寧に考えて出せてとてもよかったです。基本前提を見つけ出す練習を重ねていくと今よりも理解が深まるように感じました。何かの機会でまたやってみたいです。」

毎年コツコツと積み上げていくことが大事だなと思う。準備に携わった皆さま、参加してくれた皆さま、ありがとうございました。

下北でアドラーを語る

むつ市でのアドラー育児のお話しは、今日が本番。主催は、むつ市子育てメイトという団体。様々な子育て支援活動を行っている市民団体だ。この子育てメイトの中で、アドラー育児が話題になっているらしい。歴史のある団体で、市民の中に根付いているあらわれで、50人近くの人が参加してくれた。





テーマは「叱らない、ほめない、勇気づける子育て」、内容はパセージテキストで言われていること。それに共同体感覚の話を織り交ぜて話した。

窓が大きくて、とても気持ちのよい場所だ。時々外の緑に目をやりながらお話しした。参加している人の顔を見ると、結構うなづきながら聞いてくれている。子育てもすっかり区切りがついて、じいやの気分でアドラー育児の話をする、このゆったり感がいいのかもしれない。

終わってからお世話役さんたちとランチで交流した。みなさん、それぞれのお仕事に、子育て活動に熱心に関わってらっしゃる。おかげさまで、よい時間を過ごすことができた。

長旅でちょっぴり疲れたが、この地にアドラーが定着していくためのよいお手伝いができたのではないかと思う。

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Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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