子どもの育ちに大切なこと

今年度2回目となる知内の子育て懇談会。

今回は、先日ポスターにした「小学校に入るまでにできてほしいこと」をテーマにお話しした。

ポスター1

内容は、
1) 早寝、早起き、朝ごはん
・朝6時に起きる
・夜9時には床につく
・朝ごはんをしっかり食べる
2) あいさつ、片づけ、家のお仕事
・あいさつをする
・整理整頓、まずは脱いだ靴をそろえる
・家の仕事を分担しよう
3) 学習が進むために
・体をいっぱい使って遊ぶ
・テレビやゲームと上手な付き合う
・分かったという喜びを共有する

 「小学校に上がるまで」と言っているが、どれもこれも、年齢に限らず、子どもの育ちに大切なことだと思う。

後半は、参加者からの質疑応答、いろんな子どもたちの姿を聞くことができた。
それぞれの家庭で、お母さんも、お父さんも、おばあちゃんも、みんなそれぞれに苦労しながら、頑張っているんだなと実感。
子育ての苦労話を交流できる場があるといいなと思った。
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知内で子育て相談会

恒例になった知内町での子育て相談会。今年度2回目が27日知内町保健センターに行われた。

木

まずは、少し子育てのお話をする。アドラー心理学に基づく子育て=勇気づけの子育てをかいつまんで話した。今回は特に「勇気のある大人に育てる」ということに重点を置いた。勇気がない、すなわち臆病だとどうなるか?一つはすべきことをせず、責任から逃れようとするであろう、一つにはがんばりすぎて、人を押しのけて成果をあげようとするであろう。自立した、社会と調和した大人になるために必要なこと、それは「人々は仲間だ」「自分には能力がある」と思えること、すなわち勇気づけの子育てが必要なのだというお話。

後半はみなさんからの質問をもらう。それぞれの家庭に、それぞれの悩みがある。とても貴重なお話だなあとと思いながら、お話をうかがった。十分応えられたかどうかはわからないが、帰り際にはみなさん笑顔になっていたと思う。こうやって続けて呼んでもらえることがありがたいことだと思う。おかげで充実した時間を過ごすことができた。

地域でつながる

10月のことになるが、七飯町で「小児科医・保育士・保健師との意見交換会」というものが開かれた。ブログに「子どもを真ん中につながる」と書いていて思い出した。ブログに載せそびれていたものをここで書いておこうと思う。

雪化粧 雪化粧


保育士・保健師も、小児科医も、子どもの幸せを考えて日々仕事をしている。しかし、時に行き違う事がある。例えば、保育士は「まだちゃんと治っていないのに医者は保育園に行ってもいいという」、医師は「検査だけで診断ができるわけじゃないのに保育士は検査をしてきてという」とお互いに不満を持つ。お互いの言い分には一理あるのだが、それを直接に確認しあう機会がない。短時間でも、対面して話すことができればわかりあうことができるのにと思っていた。

今年のはじめに、町にこのような集まりができないかを提案していて、半年かけてようやく実現できた。町内の保育園、幼稚園、認定こども園の園長と町の保健師と小児科医が集まった。話し合いのテーマは、「感染症について」「食物アレルギーについて」「薬の取り扱い方について」「発達が気になる子について」、それぞれに保育士側から気になっていることを質問し、小児科医側が答えるという形で話し合いが進んだ。

小児科医が、診断や治療、家や園での療養についてどのように考えているのかを聞いてもらうことができた。また、あらためて、保育士・保健師が、どんなことを疑問に思って仕事してるのかを聞くことができた。こうやって、一堂に会して、お互いの思いを聞きあう場をもつことによって、今後何か疑問を持ったときに、今まで以上に気軽に声をかけあうことができるようになるのではないかと思う。

参加した方々からの反応も良かったらしい。一回限りにするのではなく、今後も会を積み重ねていく事が大切なのだと思う。こういうことを通して、風通しの良い街づくりができればと願う。

子どもをまん中にみんながつながる

七飯町子ども・子育て会議に参加してきた。国が定めた「子ども・子育て関連3法」に基づいて、市町村ごとにあらたな「子ども・子育て支援制度」を策定する。町民からの意見を聞く場としてこの会議がもうけられた。

りす「クリニック裏庭にやってきたリス」(本文とは関係ないけど)


会議の構成メンバーは、保護者、学識経験者、教育・保育施設代表となっていて、私は「はるっこ」の代表という立場で参加している。七飯町にある全保育所・幼稚園・認定こども園・学童保育の代表、校長会の代表と、お母さん代表が4人。こんな形で一堂に会して意見交換できるのは、とても貴重な機会だ。

4月に第1回が開かれてから今回で4回目となる。子育て中の全世帯向けのアンケート調査から始まり、今後5年間の需要度の計算があり、それに基づく施設の展開の方針が出てきている。参加者からは、それぞれの当事者としての発言がなされ、どれも貴重な意見ばかりであった。私も、病児保育所の現状からの発言をしたが、それとは別に唯一人の小児科医と言う立場からの発言もしてきた。

今回で町の子ども・子育て政策は大枠固まった。これから、議会での討議とパブリックコメントの募集があって、今年度中に完成する。会議はそれで終わりではない。来年度から、この政策の進捗を定期的にチェックする会が持たれる予定だ。異なった立場のメンバーが一堂に会して意見交換する。子どもを真ん中にしてみんながつながるとてもいい機会だ。七飯町が、みんなにとってより住みよい街になっていく大きな一歩だと思う。



上ノ国で子育て相談会

今日は、上ノ国での子育て相談会。上ノ国とは、以前から縁があって、アドラーを学んでいる人たちも多い地域だ。

上ノ国

今回のテーマは、「体の感じを知る」。この相談会では基本的にアドラー育児の話をする。理性的な子育てをするためには、まずは自分が感情的になっていることに気づくことが大切だ。感情は体に現れるので、その体に現れた感じに気づくことから始めようという趣旨。

はじめに少し講義をする。アドラー心理学が感情をどう扱っているのかと言うお話し。それから、最近感情的になったできごとを絵に描いてもらう。絵を描くことで、その時の感情、体の感じを思い出しやすくするためだ。それぞれに発表してもらい、その時の体の感じを再度確認してもらう。そして、パセージのテキストの30-Lで点検する。

パセージを学んだ人には、いいブラッシュアップになったようだ。油断をしているとついテキストから離れて慣れ親しんだやり方に戻ってしまう。まだ学んでいない人には、いい刺激になったようだ。1月にパセージをやる予定だが、何とかそれに参加したいという感想もいただいた。時間をかけて上ノ国まで出張した甲斐があったと思う。


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Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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