5歳児健診

知内町で、今年度最後の5歳児健診があった。

知内町の保健センターに飾られたひな壇。今年は節句が休日に当たっているので、クリニックではひな壇を出していない。季節のふさわしい写真をとることができて、ちょうど良かった。
知内雛飾り

子ども達は、元気に、のびのびと健診に参加してくれた。最後のカンファレンスでは、町の保健師、栄養士、保育園の保育士、支援センターの保育士、特別支援学級の教員、そして小児科医が参加し、一人ひとりの子どもについて情報を交換し合う。子どものことばかりではなく、家族全体を視野に入れた援助について、貴重な意見交換ができた。

5歳児健診の目的は、障害の早期発見ばかりではない。子どもを取り巻く大人たちが、共通の認識に立って、横のつながりを強め、子どもを援助するネットワークを作ることにある。そういう意味では、知内町の5歳児健診はとても成功しているといえる。


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知内町で子育ての話をする

知内町での子育て懇談会。少しずつ参加者が増えている。

まずは、私のほうから子育てにかかわるお話。今回は「心豊かな育ちのために」というテーマでお話した。



人間は社会的な存在、子育ての目標は、社会の中で生きる力をつけること。「自立し、社会と調和する」ことが目標、できれば、快・不快を超えて、人の中で生き、他者の役に立つ行動を選択するようになってほしい。そのためにどうするのか?

子どもとのよい関係をつくることが大切、そのために、親がすることは、「子どもを尊敬しよう」、「子どもを信頼しよう」、「協力しよう」、「目標を一致させよう」、それぞれを少し掘り下げてお話した。

後半は、質問の時間。参加者から質問をいただく。こうやって質問に答えていくと、参加者の興味関心に沿ってお話ができるので、とてもありがたい。

少しずつ親子のよい関係が広まっていくといいなと思う。

木古内で子育ての話をする

少し前になるが、七飯町の隣の隣の町、木古内町で子育て懇談会があった。(1月18日)

木古内町のもう一つ隣の知内町で子育て懇談会をしていて、その話を聞いた町の保健師さんが、ぜひうちでもと頼みにきてくれたものだ。

まずは、こちらから子育てのお話をする。テーマは「子どもを勇気づけるコミュニケーション」、内容は、アドラー心理学に基づく「勇気づけの子育て」の話。



子育ては、「子どもをしつけること」、すなわち、不快だけどしなくてはならないこと(たとえばおかたづけ)をするように、快だけどしてはいけないこと(たとえば下の子をたたく)をしないようにすること。そのためには、ほめたりしかったりするだけでは限界がある。外側から見える行動を変えようとするのではなく、子どもたちの内面に、「自分には能力がある」「人々は仲間だ」という肯定的な信念を育てるようにする。それが、勇気づけのコミュニケーション。その第1歩は子どもの話を丁寧に聞くこと。実際に聞き方のテクニックをいくつか紹介した。

後半は、それぞれの参加者から質問を受ける。子育て上の悩みから、体の心配まで、いくつか質問をもらった。大きな講演会とは違って、参加者も少ないので和気あいあいとした雰囲気でお話ができた。これから、この地域にも、子育て懇談会が根付くといいなと思う。

知内での子育て相談会

恒例となった知内町での子育て相談会

今回お話ししようと思い事前に用意したのは、子どもを勇気づけるためのやりとりについてだった。しかし、1歳未満児のお子さんを持つお母さんの参加が多かったので、急きょ、子どもの健康を支える3つの力に変えてお話した。

かなぶん
(本文と関係ないけど木ねずみ緑地のカナブン)

後半は、質疑応答。体のことから、心のこと、育ちのこと、いろいろな質問があった。話題の子どもが目の前で遊んでいるので、子どもの姿から感じたことも交えてお話した。こうして、小さな集まりで、目の前の人の関心に沿ってお話ができるのは、じかに反応を感じることができて、よい充実感を味わうことができる。こういう仕事が好きなんだと思う。

子どもの育ちに大切なこと

今年度2回目となる知内の子育て懇談会。

今回は、先日ポスターにした「小学校に入るまでにできてほしいこと」をテーマにお話しした。

ポスター1

内容は、
1) 早寝、早起き、朝ごはん
・朝6時に起きる
・夜9時には床につく
・朝ごはんをしっかり食べる
2) あいさつ、片づけ、家のお仕事
・あいさつをする
・整理整頓、まずは脱いだ靴をそろえる
・家の仕事を分担しよう
3) 学習が進むために
・体をいっぱい使って遊ぶ
・テレビやゲームと上手な付き合う
・分かったという喜びを共有する

 「小学校に上がるまで」と言っているが、どれもこれも、年齢に限らず、子どもの育ちに大切なことだと思う。

後半は、参加者からの質疑応答、いろんな子どもたちの姿を聞くことができた。
それぞれの家庭で、お母さんも、お父さんも、おばあちゃんも、みんなそれぞれに苦労しながら、頑張っているんだなと実感。
子育ての苦労話を交流できる場があるといいなと思った。
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はる

Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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