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障害を持つ子どもと上手に暮らす

嘱託をしている通園施設で、小講演を行った。
テーマは「障害を持つ子どもと上手に暮らす」

障害を持つ子と

内容を、レジュメに沿っていうと、
○発達障害について
○発達障害の子どもとの向き合い方
○周囲やきょうだいに理解してもらうには
○適切な行動を教える
○家での生活上のポイント

アドラー心理学の考え方を盛り込んだり、地域の専門家のお話を引用したり、あらためて、障害というものを学ぶ機会になった。
教えることはもっともよく学ぶこと。こういう機会を与えてもらえて、大変ありがたいことと思う。

こういうお話を通して、少しでもお母さん方の笑顔が増えればと願う。

小児看護の基礎知識

5月31日渡島ファミリーサポートセンターからの依頼で、提供会員の研修のための講義を行った。
テーマは「小児看護の基礎知識」。基本的には、よくある子どもの病気やけがへの対応についてのお話。
発熱やけいれん時の対処について、ひとつひとつ説明した。

小児看護

少し時間があったので、小児科医から見た、子どもの健康を考えるために必要な働きかけについてもお話した。
体力作りのための食事と運動、自律神経を鍛えるためのメリハリのある生活、心の耐性を作るための勇気づけについて。

こういう講座を通して、地域に、子どもの健康のことをしっかり考えてくれる人が増えていくことが、大切なのだと思う。

子育て講演会やります

はるこどもクリニック主催、七飯アドラー心理学研究会共催、子育て講演会やります。

子育て講演会表 子育て講演会裏

6月24日(日)10時~12時(9時半受付開始)
場所は、ひかり幼稚園
参加費1000円
テーマは、「心豊かに育てる~子育てで大切にしたいこと」
ぜひ皆さん、聞きにいらしてください。

勇気づけて育てる

嘱託医をしている通園施設での講演会(10/5)。年に2回のうちの2回目。
うみのほし2017

テーマは、「子ども勇気づけて育てる~ほめる、しかるをこえて」
うみのほし2017タイトル

お話の内容は、まさにアドラー心理学の子育て。子育ては、子どもを社会人として立派に育てる、すなわち「自立して、社会と調和する」ようになってもらうことが目標。つい目の前の子どもの行動に目を奪われて、「ほめたり、しかったり」する。それで、当面の行動を変えることはできるかもしれないけれど、子どもの中に生きる力が育てない。だから勇気づけをする。

勇気づけの子育てでは、行動ではなく、信念のほうを見る。子どもが、「自分には能力がある」「人々は仲間だ」と思ってもらうように働きかける。そうして、みずから、共同体に貢献的な行動を選択する、つまり「不快だけど、しなければならないことをするようにし、快だけど、してはならないことをしないよう」になってもらうことだ。

具体的にどんな風に働きかるかを少しお話しする。短い時間だったので、たくさんのお話はできなかった。興味のある方には、さらに深く学んでもらうために、パセージを紹介する。

アドラー心理学の親子関係セミナー「パセージ」は、勇気づけの子育ての技法の宝庫だ。七飯アドラー心理学研究会で、11月12月にパセージを予定している。
詳細は↓
(七飯アドラー心理学研究会)


豊かな心を育てる

美原子育てサロンからの依頼で、お母さん方向けに、お話をしてきた(9/28)。
秋

テーマは、「心豊かに育てる〜子育てで大切にしたいこと」。子育てサロンの講演会ということで、比較的低年齢、主にゼロ歳から3歳くらいまでの子どもを持つお母さん方が参加してくれた。小さい子達ばっかりだったので、親子で車座になって、聞いてもらった。
タイトル

お話の概略は・・・心の3要素、知、情、意を育てる。

まずは、情緒の豊かさ。これは、人への基本的な信頼関係を築くこと。こういうところに参加するお母さん方は、みなさん子どもの出すサインにしっかりと応答している。

その上に、意欲を育てる。これは、もちろんアドラー心理学の勇気づけの子育てをすること。

さらに、その上に生活の知恵が備わっていく。これは、もう少し大きくなって様々なことを体験する中で培われていくことだ。

年齢的には、ちょうどイヤイヤ期にさしかかったところ。つまり、色々な力が伸びてきて、自我が目覚めてきて、お母さんの言うとおりに動かなくなって来ているとき。何とかきちんとしつけたいと思うお母さんほど、子どもの抵抗にあって悩んでいる。

だからこそ、今ちょうど、アドラー心理学の提唱する「勇気づけの子育て」が求められている時なのだ。パセージの提唱する子育てのやり方~「めざす育児」「といかける育児」「まかせる育児」「話しあう育児」についてお話した。

お話の後、たくさん質問があった。体のこと、子育てのこと、しつけのこと・・・こうして、ゆったりと一緒に子育てのことを語り合える場があるってとても貴重なことだ。



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プロフィール

はる

Author:はる
北海道七飯町で小児科クリニックを経営。子どもたちのこころとからだの豊かな成長を願って、日々の診療、子育て相談、講演会活動を展開している。

名前:高柳滋治
仕事:はるこどもクリニック院長
   病児保育所はるっこ所長
趣味:アドラー心理学を学ぶこと
   草花の写真を撮ること
好きな言葉:
”今日は残りの人生の最初の日”

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